すみません、今期のアニメ『少女歌劇☆レヴュースタァライト』を見てドハマりしてしまったのですが、舞台版をファンとして応援できません。
色々な理由があるのですが、最大の理由は、
アニメ作中では、日本屈指のエリート演劇学校で、本気で舞台女優を目指す天才少女たち、という設定で、現実で言えば宝塚音楽学校のようなものなのに、
実際の『舞台版』のクオリティはその足元にも及ばず、コスプレ学芸会みたいな感じで、そこで作品の世界観・雰囲気を壊されてしまいがっかりしてしまう、というものです。
実際の舞台は、ミュージカルパートとライブパートに分かれているそうですが、ライブパートに関しては不満はありません。
そういったものでしたら、少々ジャンルは違いますが『ラブライブ!』のライブに何回か行っているのですが、不満を持ったことはない、むしろ全部最高でしたので、大丈夫だと思います。
絵とリアルのギャップと言っても、声・音楽・ダンスは全く同じで声優さんもちゃんとキャラクターを演じて歌って踊って下さっていたので全然作品の雰囲気を壊されずとてもシンクロしていて良かったです。多分レヴュースタァライトもそんな感じなのでしょう。
でも舞台は別です。『ライブ』というのは本編ではなく、本編から派生したファンイベントのようなものと捉えられるのですが、『劇』というのは紛れもなく『本編』であり、作品のストーリーがそこで展開されているものなので、一気に夢を壊される感じがします。
もともと2.5次元ミュージカルがNGなわけじゃないんです。
ただ、他の作品を舞台化するのとは違って、レヴュースタァライトにとって舞台は特別な存在のはず。
華麗なるエリート舞台少女達の舞台なのに、普通の2.5次元ミュージカルと同じクオリティでは、作品そのものの否定になっている感じがします。
本作は「舞台が原作」と言われていて、「舞台×アニメの二層展開式」とも言われています。今後、進んでいくにつれて、舞台とアニメを両方見た方がよりわかることが増えていったりするのかなと思うと不安です。
ファンならば舞台も見て当たり前で、好きにならなければと思うのですが、アニメのレヴュースタァライトを愛して止まない故に、どうしても舞台を見られないのです。
正直自分だけの意見としてはこの作品は別にアニメだけで完結して欲しくて、ラブライブ!の様にファンイベントとしてライブは是非やって欲しいが、舞台は蛇足というか、いらないと思います。
舞台がなければこの作品はない、舞台があるということがこの作品の最大の個性であり全てだ、というようにも思えるかもしれませんが、この作品の人気に舞台はあまり力添えしていないように感じます。あくまで私個人の意見です。
私はレヴュースタァライトのアニメが本当に大好きで、それは本当に批判していません。好きだからこそ舞台を批判しているのです。
こんなのファンじゃない、という方もいるかもしれませんし、私自身そうとも思い考えさせられています。
私と同じような方っていますか?また別の意見の方も、とにかく私の意見に対して皆様の感想・意見をお聞かせください。