穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ！」
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深夜の秋葉原,大通りから２，３本外れた裏路地。 凛「このっ」ﾊﾞｯ >>354 訂正 第8話「相手は誰だ？」後編 車の上で横の状態になっていた海未は、ことり、花陽の肩へと両腕を回して場所を移動しようと動き出していた。 ことり「ねぇ…あそこになんか高くて白いのが見えない？動いてるような」 花陽「あっちの方向に行ってきます」 海未「………耐性ですか…無理しないで下さいね、」 ことり「先もあい変わらず見えないし」 海未「…ことりといれば、あんな傷大したことありません」 二人が歩いていく中、ことりはついと前方へ目を凝らした。 海未「ことりのことですか？」 「えー、うち痛い事とか嫌いなんよ」 「帰れるん？」 海未「…まぁ、動けますよ」 海未「では…」 海未「消えた？」 海未（…五感上昇） そこへ海未は突いた体勢のまま、刀を横に薙ぎ払い、女の横腹に当て、 （答えるわけないやろ。まぁ逃げてもいいんやけどね。本来の目的やないし…） 海未「…」ｼﾞ 海未「……」 ことり「そんなの知らないっ」 「…たまたま霧展開しとったからよかったものの、なかったらやられ───── 花陽「…じゃあ、もう一人女の子近くにいまたと思うんですけどその子は助けないんですか？」 「どうやろなぁ？」 花陽が後ろへ転倒するだろうとおもい、 「どんな能力なん？」 「いいから、いいから」 「そうそう、で。うちらとあんたらの目的は多分同じ方向を向いてる気がするんよ」 花陽「…分かってくれるならいいです」 花陽「…えっ？会うんですか？」 にこ「ちょっとまちなさいっ穂乃果。行きすぎ、多分ここの階よ」 穂乃果が扉を開けると真姫が壁際に屈んで、何やら足に手を当てていた。 にこ「わかったわ」 穂乃果「ここを左に曲がったっぽいね」 穂乃果「私も聞こえたよ、近くにいる？」 穂乃果「凛ちゃーんっ何かあったの？」ｵｰｲ 穂乃果「どう言うこと？」 穂乃果「凛ちゃん大丈夫？」 穂乃果「どう？……あっ…」 にこ「凛が氷で動けなくなっちゃったの、溶かしてあげて」 凛「そういうのいいにゃ」 穂乃果「どんな人だったの？」 凛「それは分からないなー、でもまだいるかも」 真姫「便器に手突っ込むなんてね…」 真姫「ここ作られたの最近みたいだし、新品同然でしょ」 にこ「凛が仮面つけた女って言ってたけど、かなりイタくない？」 穂乃果「じゃあ、さっき来た道行ってみない？」 第9話「相手は誰だ？」終編 https://i.imgur.com/K0fJ5kO.jpg 外の様子が見えるガラス壁を後にして颯とほのにこに振り返る女、仮面の中の瞳が二人を捉える。 「…」ｸﾙ… 女は逃走経路をふさがれ、少しだけ狼狽えるような様子を見せた。 仮面の女がほのにこに体を向けながら右手に、先ほど穂乃果に通過を阻まれた通路を通りすぎる。 「…」ｻ にこ2「こっちもいるわよっ」ﾀﾞｯ にこ「もらったっ！」ﾌﾞﾝｯ にこ「穂乃果、UTXについて何か知ってるのかも」 そこでにこが女に問いかける。 にこ「…」ﾄ… しかし、 穂乃果「えいっ」ﾌﾞﾝ にこを振り払った女は後ろの窓壁に向き直り、そちらへ一気に駆け出し、 にこの耳に、ガラスが割れる音が聞こえ、 そして、にこは穂乃果を掴んだ「にこ2」の腰辺りをつかみ、 にこ2に足を捕まれながら、空中で頭を下にして、ビルの側面で宙ぶらりんになる穂乃果。 そうこうしているうちにずりずりと、にこは窓の外側へと吸い寄せられていく。 にこ「…真姫と凛が来てくれれば、」 にこ（まずいわね、掴む力も段々なくなって来たし。っていうか真姫と凛早く来なさいよ） すると先ほど現れたにこは二人がきた道を戻り、真姫、凛がいるトイレの方に急いで向かった。 にこ「…今凛と真姫呼びいってるから、もうちょっと待ってて」 にこ「いいわ、教えてあげる。」 穂乃果「それならわかるかも…」 ─────── 凛「今日はもう疲れちゃったよー」 「…もう今日はクタクタや、」 「…今日な、あの状況で理事長の娘と会ったんよ」 「…ちょっとこれからの行動がやりづらくなりそう」 「そんな気がするって…」 「今まで通りの私たちのやり方で問題無いわ」 ───────── 真姫「それにしても、ここの階段。長いわね…」 「ああ、こういうものだ」ｽ 【ビル一階】 穂乃果「あとさ、今日会ったあの仮面の女の人会ったことあるような気がするんだけど」 凛「確かに金髪だったにゃ」 ことり「分かりやすいね」 にこ「じゃあ、明日会いに行きましょ」 真姫パパ『能力者関係で何かあったらしいが』 真姫「まぁまとめると大丈夫か？って内容ね」 翌日 異能力のみ使うバトルじゃなくて、それを活かしたバトルの方が個人的には好きです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
