穂乃果「それで穂乃果と同じ慶應にしたの!?」

海未「ええ、まぁ…」

穂乃果「なんで!?」

海未「その…慶應の方があってるかな…と思って…」

穂乃果「どうして!?海未ちゃんあんなに京大に憧れてたじゃん!?」

海未「…///」

穂乃果「これ見よがしに森見登美彦の小説読んで思いを馳せては、穂乃果達に語ってきたり…」

穂乃果「日本の古都の雰囲気の残った雅な世界に浸かってみたいとか…色々言ってたじゃん…!」

海未「…」

穂乃果「穂乃果達と違って受験科目数も多くて、苦手なセンター試験の足切りにも怯えつつ、猛勉強の末にやっと合格したっていうのに…」

穂乃果「どうして手放しちゃうの?普通京大蹴って慶應なんて来ないよ!」

海未「…えぇと、その」