果南「津島善子を強制参加させる……」

ようりこ『……』

果南「……南無三」

果南「これ本当に呼ばないとダメ?」

曜「ゲームマスターの指令は絶対だから」

梨子「呪われないようにちゃんとやったほうがいいです、千歌ちゃんカメラ置いてあるし」

曜「え、ほんと?」

梨子「ほら、そこに……PV撮影とかに使うカメラ」

ようかな『……oh』

果南「……仕方ない、善子呼び出すか」


pipipi

prrr...


善子『もしもし』

果南「あ、善子? 私、果南だよー」

善子『果南センパイ……? どうしたの、わざわざ電話なんて珍しい』

果南「いきなりなんだけどゲームやろうよ」

善子『えっ!ゲーム!?』

果南「そうそう、千歌の家で今ゲームしてるんだけど善子誘おうってなって」

善子『いいの!? 行く! すぐ行く!』

果南「おっけー、それじゃあ待ってるよ。善子1人?」

善子『え、うん、当たり前でしょ?』

果南「いやほらもう1人の善子が」

善子『ちょっとよく分からないからひとりでいきまーす』pi

果南「すぐ来るって」

梨子「すごく嬉しそうな声でしたね」

果南「暇してたんだと思うよ」