善子「待ってリリー。私にだけアリバイがないのは認める。でも私にはみんなを殺す動機がないわ」

梨子「よっちゃん、それがあるのよ……」

善子「さっきからリリーは私を犯人に仕立て上げようとしてるみたいだけど、証拠はあるの? あるなら見せて」

梨子「私だけが殺されてない。それが答えよ」

善子「仮に私が犯人だとして。どうしてリリーだけ殺さないでおくのかしら? リリーは賢いから先に始末しておくべきだと思わない?」

梨子「私が『よっちゃん』呼びだからよね」

善子「……」

梨子「みんなはね、よっちゃんのこと違う呼び方するよね……『善子』って」

善子「っ……!!?」つ🔪

梨子「私も殺すの……?」

善子「そのまま黙っていれば生きて帰れたのに……バカな探偵さんね」ザクッ

梨子「よ……善子ちゃん……」ポタポタ

善子「「その名前で呼ぶなぁーーっ!!」」

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メイ*^ _ ^リ