善子「ふたりのヨハネ」
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〜善子の部屋〜
善子「ククク……クフフフ……」
善子「買ってしまった……ふふ、買ってしまったわ」
善子「悪魔の鏡!」
【悪魔の鏡】※ヨハネ命名
学校の帰り道にたまたま見つけた怪しい骨董店で買った鏡。
小さな手鏡のように見えるけれど、鏡面じゃない方を光に翳すと鏡面がぼんやりと輝いて見えるの。謎のアイテム感がヨハネ的に高ポイント!
善子「店の主人が言うには……おのれの心を実体化させるらしいんだけど……」
善子「ふふ、そういう曰く付きなアイテムが一番ポイント高いのよね」
善子「明日ルビィとずらまるに自慢しよーっと」
『善子〜? そろそろ寝なさーい』
善子「善子言うなー! もう……分かってるわよ寝るわよ」
カチッ(消灯)
善子「わ、月明かりがすごい」
善子「ククク……このような夜は我が魔力が高ぶる夜……ふふふ、今宵はいかなる魔力を我がリトルデーモン達に授けようか……」
善子「んふふ、でも今日は自分の魔力を溜め込む日だけどね」 〜一週間前の夜〜
鞠莉「────やっぱり見えない」
鞠莉「はあぁ……せっかくのsuper blue blood moon……」
鞠莉「天気が良ければ、みんな誘ってpartyでもしようと思っていたのに────残念だわ」
鞠莉「はぁ……あの月がマリーの自由になれば……いつでも好きな月を眺められたのに」 鞠莉「なーんて……」
鞠莉「……明日も早いしもう寝よ」
バサッ
鞠莉「────」
『────じゃあ』
バサバサバサバサ!!
カツン
鞠莉「────」
「この堕天使があなたに月をプレゼントしてさしあげましょう、姫」
鞠莉「────」
「────それっ!!」バババシュッ!!!
鞠莉「きゃっ!」
鞠莉(────彼女が放った数本の光条)
鞠莉(凄まじい風を巻き起こしながら、夜空を覆う厚い雲へ迸ったそれは────)
鞠莉(一瞬にして雲を消し飛ばし────)
「ん……ちょうど紅くなったところみたいね」
鞠莉「────ヨハネ?」
ヨハネ「ふふ、いい月夜ね♪ 理事長」 ・・・
鞠莉(そして2人で月を眺めながら────)
鞠莉(ヨハネがどうしてうちに来たのかを聞いた────)
──── 鞠莉「ふうん、それで喧嘩して出てきたの?」
ヨハネ「そう! まあ……子供っぽいと思うだろうけど、私は許せなかったのよ」
鞠莉「確かに、ヨハネも善子も子供ねぇ」
ヨハネ「そうハッキリ言われると返す言葉もないわ……」
鞠莉「でも────そんなに一緒にやりたいゲームだったの?」
ヨハネ「うん!!!」
鞠莉「……ふふ、そっか。ヨハネはそれが悲しかったのね」
ヨハネ「うぅ〜……考えれば考えるほど子供っぽい……」 鞠莉「でも、姉妹喧嘩って言うの? マリーは一人っ子だから、つまんないことで喧嘩できるsisterがいるって、少し羨ましい」
ヨハネ「……ヨハネの方がお姉ちゃんのはずなのに、情けないわ」
鞠莉「でも我慢できなくて飛び出したんでしょ?」
ヨハネ「そう……ね、そうよ。善子と2人でやりたくて買ってきたのに……あのバカ、勝手に1人でやっちゃって」
ヨハネ「それでヤケになって家飛び出して……誰かの家に行くのも迷惑かなと思ったんだけど、理事長なら優しくしてくれるかと思って」
鞠莉「そうねえ……ダイヤのとこは追い返されそうだし、ようちかりこは……これも同じ。花丸は逆にこっそり善子に伝えられたりしそうで……果南は善子のお気に入り」
鞠莉「マリーが安全牌ってことね!」
ヨハネ「ち、違うわよ! 最初から……こういう時、頼ったら助けてくれそうなのは理事長だと思って……!」
鞠莉「うふふ、jokeよ♪ ありがとう、頼ってくれて嬉しいわ」
鞠莉「なら……気が済むまでここにいたら良い。マリーは歓迎よ♪」
ヨハネ「理事長……!」
鞠莉「でも、気が済んだらちゃんと善子のところに帰ること。OK?」
ヨハネ「うんっ! ありがとう理事長、愛してるわ!」ムギュー
鞠莉「ワオ! ……んふふ、善子なら絶対こんなことしないけど……堪能しちゃお♪」ナデナデ ────
〜そして現在〜
鞠莉(という感じで早くも一週間……ヨハネが言うから、善子に伝えてなかったケド……)
鞠莉(これはmissったかしら……)
ヨハネ「ほら、ね! ちゃんと攻撃を見切りさえすればソロクリアなんて簡単なのよ!」
鞠莉「oh……マリーには見極めskillが足りないみたいねぇ」
ヨハネ「ふふ、これくらいすぐ慣れるわよ。マリー、果南センパイより筋がいいから」
鞠莉(そして一週間過ごすうちに……なんだかとっても仲良くなっちゃって、ヨハネはマリーを『マリー』って呼んでくれるようになったの♡)
鞠莉(前の理事長呼びは……善子なりの敬意の表し方だったみたい。確かに、先輩を先輩って呼ぶのは普通だものね)
鞠莉(ケド……みんなが探してるのに、ずっと黙っておくわけにはいかないわよね────) 鞠莉「ねえ、ヨハネ?」
ヨハネ「ん?」
鞠莉「まだ気は済まない?」
ヨハネ「……善子が反省してるんなら」
鞠莉「善子、今日Aqoursのみんなに話したよ。ヨハネが家出したって」
ヨハネ「!」
ヨハネ「……そ、それで?」
鞠莉「ダイヤに力を借りて、内浦近辺は黒澤家の人に探してもらうことになったみたい。積極的にってほどじゃないけど」
鞠莉「あとは……後日、みんなで聞き込みしようって。もしかしたらビラでも作るかもね」
ヨハネ「ビラって……犬じゃないんだから」
鞠莉「善子、元気なかったよ?」
ヨハネ「……」 鞠莉「マリーは……そろそろ許してあげてもいいと思うな」
ヨハネ「……ダメよ」
鞠莉「ヨハネ……」
ヨハネ「善子が謝るまで、私は許さないもん……」
鞠莉「……撫でていい?」
ヨハネ「……ん」
鞠莉「……」ナデナデ
ヨハネ「……善子は反省してるのかしら」
鞠莉「さあ…………でも、あなたがいなくて寂しいとは思ってるかもね」
ヨハネ「……抱きしめて、マリー」
鞠莉「ええ、いいわよ」ギュウッ
ヨハネ「……」ムギュー
鞠莉「よしよし、いい子ねヨハネは」
ヨハネ「……悪い子よ、私は。つまらない意地を張ってみんなに迷惑をかけちゃった」
鞠莉「それはマリーも同罪よ……ヨハネが来てること、誰1人にも言わなかったんだもの」
ヨハネ「そ、それは私が言ったから!」ガバッ
鞠莉「でも、みんなからすれば一緒なのよ」
ヨハネ「……」 鞠莉「明日、一緒に学校に行きましょ? マリーも一緒に怒られてあげるから」
ヨハネ「……わかったわ」
鞠莉「ふふ、さすが善子! 名前通りのいい子ね♪」
ヨハネ「私はヨハネよ!」
鞠莉「ふふ♡」
ヨハネ「あ……そうだ」
鞠莉「?」
ヨハネ「一週間もお世話になったんだし……なにか、お礼をしないと」
鞠莉「お礼なんて────」
ヨハネ「だめ! これは私のけじめだもん、友達だからとか先輩だからとか、そんなのは関係ないわ。通さないといけない筋があるの」
鞠莉「……変なところで頑固ね、ヨハネ」
ヨハネ「私は間違ってないんだから」
鞠莉「ふふ、それなら────今日1日、ヨハネはマリーの本当のsisterね!」
ヨハネ「……はい?」 よしまりはありそうでないんだよなあ
レアカプの開拓頼んだぞ count the skills
現在ヨハネの使える魔法は?
【催眠術】
幻覚魔法! ぶっちゃけすごく強いわよ!
記憶をちょこっと操作したり人の認識を阻害させたりできるわ!
人を眠らせたり、混乱させたりもできるの。
強くない?めっちゃ強くない?うまく使えば悪いことやり放題!
ぜっっっっっっっっっったいしないけど。
【ビーム】
話の中で紹介しなかったけど、教えてあげるわ。
マリーに月を見せてあげる時に使った魔法!
使った後はすっごく疲れるのよねぇ。
でも本気で撃てば月に穴を開けるくらいは余裕かも?
ま、やらないけど! いずれはURよしまる艦隊完成させたい
あと実用的なのが3枚引ければ 鞠莉「だーかーらー! マリーのこと、お姉ちゃんって呼ぶのよヨハネ!」
ヨハネ「……な、なんで?」
鞠莉「お礼してくれるんでしょ? なら、妹になってよ」
鞠莉「……それとも、マリーの妹は嫌?」
ヨハネ「……別に、嫌ってわけではないわよ……マリーお姉ちゃん?」
鞠莉「おぉぉ! ヨハネ! so cute!! I love you!!」ムギュウ チュッ♥︎
ヨハネ「ちょおお!? やめ、っ……こら、アメリカのノリを出すなー!」
鞠莉「あら、ほっぺにkissくらいで照れちゃうのねヨハネったら♡」
ヨハネ「普通はしないでしょそんなことぉ!?」
鞠莉「うふふ、そんなところも可愛いわ♪」ナデナデ
ヨハネ「むぅ……///」
ヨハネ「それで……私を妹にして何をやろうっていうの?」
鞠莉「まあ……特別何をやろう、ってわけじゃないわ」
ヨハネ「じゃあ?」
鞠莉「こうやって〜♪ムギュー
ヨハネ「む……」 鞠莉「ほら……泊まりに来てからも、先輩後輩、みたいな接し方だったじゃない? だから……最後の日はいっぱいハグして仲良くなりましょ♪」
ヨハネ「……じ、十分仲良しじゃ?」
鞠莉「うふふ、マリーはgreedなの。もっと仲良くしてほしいわ♡」
ヨハネ「『強欲な』って言いたいなら別の単語よ……」
鞠莉「いいの! かっこいいから!」
ヨハネ「それはわかるけど……もう少し謙虚にした方が好かれるかもよ?」
鞠莉「いいえ、むしろgreedyにヨハネを求めるわ」
ヨハネ「強欲で貪欲なマリーということね」
鞠莉「あら、マリーってすごく悪い人?」
ヨハネ「そんな人を姉に持ってヨハネは大変だわー」
鞠莉「いい子の善子が妹だから釣り合い取れてるわね♪」
ヨハネ「だからヨハネよ!」
鞠莉「はいはい♪ さて、dinnerの時間まで遊びましょ!」
ヨハネ「ええ! ゲームの時間ね!」 〜bathroom〜
ヨハネ「はー……マリーもなかなか上手くなってきたわね!」チャプ
鞠莉「一週間ヨハネにしごかれまくったもの」ザバ
ヨハネ「ふふ、でも私に勝てるかしら?」
鞠莉「善子powerを借りれば負けないと思うわね」
ヨハネ「あ、ずるい」
鞠莉「手加減してもらわないとねー?」タユン
ヨハネ「ぐぬぬ……」
鞠莉「……と・こ・ろ・で〜」
鞠莉「これはどうなのかしら♡」モニュ
ヨハネ「ひゃわっ!?///」
鞠莉「ふむふむ……小さい」
ヨハネ「るっさいわ!!」
鞠莉「でも……感度は良さそ♡」クニ
ヨハネ「ひゃ、ぁっ……だ、だめ……っ///」
鞠莉「うふふ、悪ノリしてもいいけど怒られそうだし、これだけにしておいてあげる♡」
ヨハネ「くっ……これをいつも果南センパイは……」
鞠莉「マリーと果南の関係を勘違いしてないかしら!」
ヨハネ「えっ……」
鞠莉「あくまでお友達として♪」
ヨハネ「乳を揉み合う友達っているのかしら……」
鞠莉「揉み合うなんて恥ずかしい! マリーが一方的にしてるだけよ!」
ヨハネ「タチ悪いわ!」 鞠莉「ダイヤも意外と悪くないんだけど……ちかっちに比べると残念なのよねー」
ヨハネ「生徒会長……かわいそうに」
鞠莉「ま、やっぱりマリーがchampionだけどネ!」
ヨハネ「結局自分の胸の自慢したいだけじゃないの……」
鞠莉「ふふーん♪」
ヨハネ「そんなこと言うなら……!」ムギュ
鞠莉「おぅ!?」
ヨハネ「ヨハネにも触らせてもらう権利はあるわよね……マリーお姉様?」
鞠莉「お、ぉ……えーと……」
ヨハネ「それっ」モニュ
鞠莉「はぁぁんっ♡」ビクンッ ・・・
鞠莉「〜っ……」ビクンッ♡
ヨハネ「ご、ごめんって……やりすぎたわ、ねえマリー……」
鞠莉「うぅ……ヨハネにここまでされるなんて……」
ヨハネ「いや、えっと……気分が乗って乗って……」
鞠莉「ヨハネの恋人は大変ね……こんなエロエロな堕天使に犯されたらたまったものでは」
ヨハネ「犯すとか言うなーー!?///」
鞠莉「あら……ウブなのかやり手なのか分からないわねヨハネ?」
ヨハネ「やり手じゃないわ!」
鞠莉「なら、むっつりすけべ?」
ヨハネ「べ、別にそんなわけでもないし!」
鞠莉「そうなんだ」
ヨハネ「違うったら!」
鞠莉「でもお家ではいつも裸なんでしょ?」
ヨハネ「それは服は全部善子のだし」
鞠莉「でもあなたも善子でしょ?」
ヨハネ「それはそれ、これはこれ」
鞠莉「ふうん……」 ヨハネ「さて……身体洗って、のんびりしましょ?」ザバッ
鞠莉「そうね、bath後のtea timeが待ってるわ♡」
ヨハネ「今日のデザートは何かしら、楽しみね────」フラッ
鞠莉「よ、ヨハネ!?」ザバッ
ギュウッ
ヨハネ「────マリー」
鞠莉「もう……びっくりするじゃない。逆上せてるわけじゃ……なさそうね」
ヨハネ「ああ……うん、ただの立ちくらみよ」
鞠莉「気をつけてよ? 長湯は体に毒だってダイヤも言ってたわ」
ヨハネ「うん……ありがとう」 〜鞠莉's room〜
ヨハネ「ねえ、本当にやるの?」
鞠莉「もちろん! ずっと夢だったんだもの、妹ができたら一緒のbedで寝るって!」
ヨハネ「は、恥ずかしいんだけど……」
鞠莉「あら、でも善子とは同じ布団でしょ?」
ヨハネ「……まあ」
鞠莉「それに今日はマリーがお姉ちゃんなんだから、お姉ちゃんの言うことは聞きなさいっ」
ヨハネ「わかったわよー……」
鞠莉「よしよし♪」
鞠莉「それじゃ……おいで、ヨハネ♪」バサッ
ヨハネ「……お邪魔します」ソロソロ
鞠莉「こうやって……おっきなbedで、妹とお話ししながら」
鞠莉「毎晩たくさんお話しして……気づいたら二人とも寝てて」
鞠莉「朝起きたら、おはようって言い合うの」
鞠莉「マリー、そんなのに憧れてたんだ。ずっと兄妹が欲しくて、寂しい時はぬいぐるみなんかを代わりに抱いてた」
ヨハネ「……」
鞠莉「けど……これで夢が叶うわ、ヨハネ。ありがとう」
ヨハネ「……別にいいわよ」
鞠莉「……」 ヨハネ「だってヨハネは……マリーの妹だもん。お姉ちゃんが願うなら、それを叶えるのは妹でしょ?」
鞠莉「へ……?」
ヨハネ「だ、だから……///」
ヨハネ「また泊まりにきてあげるから、その時は今日みたいに妹になってあげるって言ってるの!」
鞠莉「ヨハネ……」
ヨハネ「……こっち見ないで、今めちゃくちゃ顔赤いと思うかな……///」
鞠莉「……ありがとう、大好きよ、ヨハネ」ギュウッ
ヨハネ「……うん」
ヨハネ(善子の────私の大切な先輩のひとり、小原鞠莉)
ヨハネ(私の中で、彼女は豆腐メンタルで……色々な悩みを抱えながら、それでも誰かのために頑張れる人ってイメージだった)
ヨハネ(だけど……よく考えたら、それってとっても寂しがりってことじゃない)
ヨハネ(誰かのために頑張るのも、自分がそうしたいし、そうすることで……認められたいって思ってるんじゃないの?)
ヨハネ(私はヨハネだから、善子以外の相手に過干渉はするつもりはないけど……)
ヨハネ(『私』を妹と呼んで愛してくれるこの人には、精一杯愛を返してあげてもいいかな……?) ヨハネ「────マリー」
鞠莉「……なあに?」
ヨハネ「ありがと、明日、ちゃんとみんなに謝るから」
鞠莉「うん……マリーも一緒にね」
ヨハネ「元はと言えば私のわがままのせいだし……すっごく怒られるんでしょうね……」
鞠莉「ふふ、でもマリーはヨハネがわがままを言ってくれたおかげで仲良くなれたから、結果オーライかな♪」
ヨハネ「ふふ、自分勝手なんだから」
鞠莉「そんなマリーはお嫌い?」
ヨハネ「むしろ、それでこそマリーって感じ」
鞠莉「む、貶してる?」
ヨハネ「……バレたか」
鞠莉「ひどい!」
ヨハネ「ふふ、そんなあなたも大好きだから安心して、マリー♪」
鞠莉「……ぉぅ///」
ヨハネ「赤くなった?」
鞠莉「なってなーい!」
ヨハネ「はいはい♪」 鞠莉「もう、ヨハネったら! マリーだってヨハネのこと大好きよ! 帰したくないわ!」
ヨハネ「……そ、そんなに?///」
鞠莉「of course! こんな可愛い妹を手放すなんて、マリー、とってもつらい!」
ヨハネ「じゃあ……今度は善子も連れて二人で遊びに来る」
鞠莉「reary?」
ヨハネ「ええ、本当。約束」
鞠莉「えへ……嬉しい」
ヨハネ「……だから、寂しくないわよ、お姉ちゃん」
鞠莉「うん♪」
鞠莉(それから、ヨハネとマリーはいっぱいお話をしたわ)
鞠莉(くだらないことや、普段思ってること……それこそ、本当の姉妹みたいに、心をぜんぶ裸にして、なんでもかんでも話し合ったの)
鞠莉(そのうち、私たちは気づいたら寝てしまって────) ヨハネ(朝、マリーと一緒に部室へ行くと、大騒ぎになった
ヨハネ(当然よね、一週間も行方不明だった私がマリーに連れられて現れたんだから)
ヨハネ(生徒会長とセンパイはマリーに怒ってた。知ってたのに隠していたのか───って)
ヨハネ(リーダーがそれを抑えて、マリーが事情を説明してくれた)
ヨハネ(ルビィと花丸は泣いていた。とても心配してくれてたみたい────私ももらい泣きしてしまったのは、ちょっと恥ずかしいけど)
ヨハネ(リリーと曜センパイ、笑顔で迎えてくれた。すごく嬉しかった)
ヨハネ(だけど────)
ヨハネ(善子はひとつも言葉を発しなかった)
ヨハネ(たぶん、まだ怒ってるのよね……? 一週間、連絡をよこさなかったんだもの)
ヨハネ(ごめんね、ごめんね────何回も言ったけど、善子は黙っていた)
ヨハネ(学校が終わってからも善子は何も言わなくて────)
ヨハネ(二人、バスで家まで帰った)
ヨハネ(帰ってきた私を見て、親は泣いていた。怒ってもいた)
ヨハネ(けど……あの涙を見て、私は本当に受け入れられてるんだ……って、とても嬉しい気持ちになった)
ヨハネ(だけど、善子が声をかけてくれないことだけが寂しくて────) 善子「────ねえ」
ヨハネ(夜の10時を過ぎた頃、善子が私を呼んだ。一週間ぶりに聞いた善子の声は、少し震えていた)
善子「……ゲーム、やるわよ」
ヨハネ「え……?」
善子「ヨハネが出てった……理由は、私が勝手にゲームしたから、でしょ?」
ヨハネ「……うん」
善子「なら……ケジメはゲームでつけましょ。勝った方が勝ちってことで」
ヨハネ「……」
善子「私とヨハネが喧嘩したら……いつもゲームで勝敗を決めてた。だから今回もこれで決める、ただそれだけ」
善子「そしたら全部おしまい、もう怒らないし無視したりしない」
ヨハネ「善子────」
善子「ほら、コントローラーを握りなさい! 言っておくけどこの一週間、あんたをぶっ飛ばすことだけを考えてずっと研究してたんだから!」
ヨハネ「……ふふ、仲直りの法則は、決まった……わね」
善子「……ふん///」
善子「心火を燃やしてぶっ潰す……」 〜後日〜
鞠莉「welcome! よくきたわね、my sisterたち!」
ヨハよし『シスターじゃなくてヨハネ!』
鞠莉「はいはい! いいからあがってあがって、今日のために美味しいお茶とお菓子を用意しているの!」
善子「お菓子!」
ヨハネ「ふふ、お菓子が欲しければマリーの妹になることね!」
鞠莉「なることね!」
善子「何言ってんのこの人たち……」
鞠莉「普段の善子に言われたくないんだけど!」
善子「ヨハネよ!」
鞠莉「いいじゃな〜い♪ ほらほら、まずはマリーって呼ぶところから始めましょ、my sister善子♡」ギュウッ
善子「ちょ、抱きつかないでよ理事長!」
鞠莉「ほーら、まりぃ〜」
善子「やーだ!」
鞠莉「いーけーずー! まーりーぃ!まーりーぃ!」
善子「いーーやーーだーー!」
ヨハネ「うふふ♪ ────づっ……!」ズキッ
ヨハネ「……」サラサラ
ヨハネ(いま、一瞬……)
ヨハネ(そう……限界が近いのね、私)
善子といられるのも────あと少し、か
第5話・完 ヨハネちゃん消えちゃうの…
まだまだ二人のお話見ていたい…… よしヨハがひとつになる(意味深)時が来たのですわね 15日にハッピーエンドが見られるんなら落とすわけにはいかないなぁ 3時間から4時間くらいですかね…?
というわけで保守 そのときによって結構変動しますよ
6時間ほっといても大丈夫なときもありますし… 日中は分からないけど夜中は6時間で大丈夫だけどね
4時間を目安にしたほうがいいと思う 18〜24時あたりが圧縮起きやすいから念入りに保守した方がいい
それ以外は6時間でも十分だと思う 保守ありがとうございます……ありがとうございます…… 感じます…… 精霊結界の損壊により、スレッドが保守されていくのが…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています