【安価】よしまるりあるびぃの休日
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善子「暇ね～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
ルビィ「ぴぎぃ～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
花丸「う～ん、折角の長期休暇なのにおら達お家でごろごろしてていいのかな～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
善子「ふっ、浅はかねずら丸！ 長期休暇“だからこそ”ごろごろしているのよ！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
花丸「それもそうずらね～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
ルビィ「あっ、お客さんだ！ ちょっと見てくるね！」ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ
花丸「ご苦労さまずら～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
ルビィ「えぇーっ！？」
花丸「ルビィちゃんの驚く声が聞こえたずらよ～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
善子「きっとあれよ、アイドル雑誌の懸賞が当たったとかそういうのよ」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
花丸「なるほどずら～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
ルビィ「あっ、ちょっ……」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯﾋﾟｼｬﾝ!
よしまる「「っ！」」ﾋﾞｸｯ
理亞「貴女たち、折角の休みなのに何でゴロゴロしてるの……？」
よしまる「「理亞（ちゃん）！」」 ──────
────
──
ルビィ「理亞ちゃんが急に遊びに来るなんて驚いちゃったよ～！」
花丸「びっくりずら～」
善子「折角の長期休暇に地元から離れるなんて……もしかしてまだボッチ継続中！？」
理亞「違う！ ちゃんと学校にも友達はできた！ ただ……」
よしまるびぃ「「「ただ……？」」」
理亞「ルビィ達は、親友だから……」
よしまるびぃ「「「なっ……！」」」
理亞「な、なに？」
ルビィ「理亞ちゃん……！」ｼﾞｰﾝ
善子「かゆいかゆいかゆいかゆい！ 背筋がむず痒くなる！ 流石は元ボッチ！」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
花丸「元不登校が何言ってるずら」ﾋﾞｼｯ
理亞「とにかく！ 今日は>>5に遊びに行く！ もう決めてるから！」
花丸「ご、強引ずら……」 よしまるびぃ「「「アキバ！？」」」
理亞「そう！ いつもは姉さまと行ってるんだけど、折角だし今日は……」
善子「いやいやいやいや、じゃあなんで内浦に来ちゃったの？」
ルビィ「現地集合にした方が理亞ちゃんの交通費とかも浮いたはずじゃ……」
理亞「えっ？ でもここに来ないと誘えないし」
善子「そんなのグループラインでもなんでも使って待ち合わせしたらいいでしょ？」
理亞「ぐるーぷらいん？ それはLINEとは違うアプリ？」
善子「あっ……そっか、今まで必要が無かったから……」
花丸「聖良さんと連絡が取れれば十分だもんね」
理亞「もう！ とにかくアキバに行くの！ もしかして、行きたくない……？」ｼｮﾎﾞﾝ
ルビィ「行きたい！ ルビィ理亞ちゃんとアキバ巡りたい！」
理亞「ルビィ！」ﾊﾟｧｰｯ
花丸「おらも行くずら！」
善子「もちろんこの堕天使も同行するわ！」
理亞「じゃあいざアキバへ！」
よしまるびぃ「「「おー！！！」」」
理亞「親友４人で！」
善子「かゆいかゆいかゆいかゆい！」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘﾎﾟﾘ ～秋葉原～
善子「到☆着！このヨハネの瞬間移動術で！」ﾋﾞｼｯ
花丸「違うずら」ﾋﾞｼｯ
ルビィ「電車だよね～」
理亞「これがグループライン……こんな便利な機能があっただなんて！ 教えてくれてありがとう、ルビィ」
ルビィ「えへへ、どういたしまして」
善子「あぁ、電車でずっとスマホ見てたのはそういう……てっきりボッチ特有のアレかと」
花丸「ボッチいじりしつこいずらよ」
善子「う、それもそうね。……で、どこ回るの？」
花丸「う～ん……」
ルビィ「そういえば目的地を決めずにアキバに来るの初めてだね！」ﾜｸﾜｸ
理亞（やっぱり３人はアキバに不慣れ……ここで姉さまと何度も来てる私が颯爽と案内すれば……！）
理亞「>>20！ >>20に行く！」 善子「メイド喫茶？ なんだ、理亞も案外俗っぽいのね」
花丸「まあスクールアイドルがそんなこというのもどうかと思うけど」
ルビィ「ルビィはメイド喫茶、いいと思うよ！」
理亞「ふふふ。その反応、知らないんだ」
ルビィ「な、何が？」
理亞「このアキバのとあるメイド喫茶には昔あの伝説のメイド、ミナリンスキーが在籍していたの！」
よしまるびぃ「「「ミナリンスキー！？」」」
理亞「ふふん！」
よしまる「「……って、誰？」」
理亞「……２人とも、バカ？」
善子「知らないものは知らないんだからしょうがないじゃない！」
ルビィ「そういえば聞いたことがあるびぃ……」
花丸「知ってるのかルビィちゃん！」
ルビィ「μ'sの黄金期と同じくしてアキバに突如現れてアキバ中のメイド需要を独占したっておねいちゃんが言ってたびぃ……」
理亞「やっぱりルビィは知ってた！ そう！ μ's、A-RISE、ミナリンスキーはラブライブ創成期のスクールアイドル界の象徴なの！」
善子「そこに並ぶほどなの！？」
理亞「並ぶ！ だってにこにーがサインを集めてた、なんて話もあるくらいだから！」
花丸「理亞ちゃん“にこにー呼び”してるんだね」 理亞「分かった？ ミナリンスキーは凄いの！」
花丸「それは分かったけど……そのみなりんすきーさんって今も在籍してるずら？」
理亞「あっ」
善子「そうよね、結構前の話みたいだし……もしかしてアキバのうんちくを披露したかっただけ？」
理亞「そ、そんなわけ……」
ルビィ「理亞ちゃんいいんだよ。ルビィもミナリンスキーさんのお話ができて楽しかったし」
理亞「ルビィまで……」
？？？「ん？ んんん？？？ ちょっとー！ そこの４人組～！」
ルビィ「ぴぎっ！？ る、ルビィたちのこと！？」
？？？「そうそうそう！ いやーかわいい！ お姉さんちょうど君たちみたいなかわいいグループを探してたんだよね～！」
善子「な、なに！？ ナンパ！？」
花丸「お、女の人ずらよ、善子ちゃん！」ﾋｿﾋｿ
善子「女だからよ！ いい？ リリーの持ってる本にはね……」ﾋｿﾋｿ
？？？「あははー、心配しなくてもナンパじゃないよー！ ま、自己紹介しなきゃね。私は○○っていうメイド喫茶でメイド長をやってるんだけど……」
ルビィ「メイド喫茶！？」
花丸「メイド喫茶の話をしてたらメイド喫茶の人が……」
善子「ちょっと理亞！ ひょっとして仕込み！？」ﾋｿﾋｿ
理亞「し、知らない！」
善子「そう……よね。仕込みだったら人見知り発揮して無口になったりしないわよね」ﾋｿﾋｿ
理亞「うるさい！」
メイド長「あはは、仲いいね～！ ま、立ち話もなんだから店に来なよ！」 ――――――
――――
――
～メイド喫茶・控え室～
花丸「で、流されるままに……」
ルビィ「ルビィたち……」
善子「メイド姿に……」
理亞「一体なんでこんなことになったの！？」
善子「ほんと、出来過ぎよね。この店がミナリンスキーの在籍してた店で……」
ルビィ「メイド長さんはルビィ達の函館のライブをたまたま見に来てて……」
花丸「ステージタイムでパフォーマンスの依頼してたグループにドタキャンされちゃって代わりを探してて……」
理亞「協力したらミナリンスキーやここでライブをやったμ’sのことをいろいろ聞かせてくれるって言ってたけど、こんなトントン拍子にライブするの！？」
花丸「理亞ちゃん最後の条件聞いたとたんにオッケーしたくせによく言うずら」
理亞「だ、だって……」
ｶﾞﾁｬｯ
メイド長「いやー、みんなメイド服似合うな～！ じゃ、ステージタイムまで時間あるから接客お願いできる？」
理亞「接客！？ そ、そこまでやるなんて聞いてない！」
メイド長「バイト代弾むからさ～」
理亞「お金の問題じゃない！」
メイド長「そっか、メイドμ’sの生写真も付けようかと思ってたんだけど……」
理亞「やる」
ルビィ「理亞ちゃん！？」 善子「仕方がないわね。このヨハネも接客してあげるわ！」
理亞「善子！」
善子「ヨハネ！」
花丸「あの……おらは恥ずかしいからお皿洗いとかがいいずら……」
ルビィ「る、ルビィも……」
メイド長「おっけー、２人は皿洗いね！」
よしりあ「「えーっ！？」」
花丸「じゃあ善子ちゃん理亞ちゃん、せーの」
るびまる「「頑張るビィ！！」」
よしりあ「「そんなぁ……」」 ～ホール～
善子「お帰りなさい。リトルデーモン。堕天使のヨハネよ。あなたの帰りを待っていたんだから」
客１「か、可愛い……」
善子「ありがとう。うれしいわ。で、注文は何にするの？」
客１「じゃあこの“愛情たっぷりふわふわオムライス”ください！」
善子「はーい♡ 愛情たっぷりふわふわオムライス入りました～！」
――――――
――――
――
善子「お待ちどうさま。愛情たっぷりふわふわオムライスよ♡」ｺﾄｯ
客１「わぁ～！ 美味しそう～！」
善子「待って。これはまだ完成じゃないの。最後にヨハネが魔法ケチャップでメッセージを書いてあげる！」
客１「待ってました！」
善子「堕……天……っと！」ﾁｭｰｰｰｰｯ
客１「わぁ～！ 『堕』の画数が多すぎてほぼただの赤い丸だけど嬉し～！」
善子「ふふっ。アナタの喜びがヨハネの魔力になるの。また何かあったら呼んでね♡」
理亞「善子、あんなに嫌がってたのにめちゃくちゃ上手い！」 >>31
訂正
最初の
～ホール～
ではなく
～ホール・善子の場合～
です ～ホール・理亞の場合～
理亞「来たの？ ここ、空いてるから座れば？」
客２「え？ あ、はい」
理亞「じゃ、メニューだから。注文決まったら私以外を呼んでね」
客２「も、もう決まってます！」
理亞「はあ、なに？」
客２「“愛情たっぷりふわふわオムライス”で！」
理亞「オム一丁～！」
客２「身もふたもない略し方された！」
善子「ちょっとちょっと理亞！ こっち来なさい！」ｸﾞｲｯ
理亞「なに？ 接客中なんだけど」
善子「いや……あの接客態度はダメでしょ」
理亞「だって、知らない人は怖いから……」
善子「よくそれで実家の甘味屋手伝えるわね」
理亞「私は基本キッチンだし、お店は常連さんばかりだし」
善子「とにかく！ あの接客はダメ！ μ’sの写真もらえないわよ？」
理亞「そ、それは困る！」
善子「じゃあとにかくあれは改めて！ そうね、お客さんを聖良さんだと思えばいいんじゃない？」
理亞「姉さまに接してるつもりで……？」 ～ホール・理亞の場合（改）～
理亞「姉さま！ 愛情たっぷりふわふわオムライス！ お待ちどうさま！」ｺﾄｯ
客２「姉さま！？」
理亞「どうかした？ 姉さま？」
客２「あ、いや、姉さまです！ 私は姉さまです！」
理亞「くすっ、姉さまってばおかしい。見てて？ 仕上げにケチャップでメッセージを書くから！」
客２「よ、よろしくどうぞ！」
理亞「姉、さ、ま、大、好、き、愛、し、て、る……完成！」
客２「わぁ～！ 文字数多すぎて『き』ぐらいからお皿のフチに書いてるけど嬉し～！」
理亞「上手く書けたでしょ？ 姉さま、ほら、ナデナデして？」
客２「へぇっ！？ へぇっ～！？」
理亞「姉さま、ほら早く！」
客２「し、失礼します！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
理亞「ありがとう姉さま。じゃあ、もうすぐ私たちのステージだから、見て行ってね！」
客２「ふぁ、ふぁい……」
理亞「これでいいの？」
善子「いや、あのアドバイスでよくここまでできるわね……」
理亞「μ’sの写真のためだから」
善子「いやだからって……」
メイド長「それでは間もなく、ステージタイムで～す！」
理亞「行こ？ 多分もう２人もスタンバイしてる」
善子「プロね……」 ――――――
――――
――
理亞「うふふ、うふふふふ」ﾍﾟﾗｯﾍﾟﾗｯ
花丸「さっきからずっと写真見てにやにやしてるずら」
善子「……こっちもよ」
ルビィ「えへへ、えへへへへぇ」ﾍﾟﾗｯﾍﾟﾗｯ
花丸「似たもの同士ずらね」
善子「ほんと。それより理亞、Waku-Waku-Week!即興でよく踊れたわね」
理亞「へっ！？ まあ、それくらいのパフォーマンスならできるから」
ルビィ「えへへ、理亞ちゃんここに来る途中の電車でずっと私たちのPV見てたもんね」
理亞「ちょっとルビィ！」
花丸「理亞ちゃんも可愛いところあるずらね～」
理亞「もう知らない！」ﾌﾟｲｯ
ルビィです！ 今日は理亞ちゃんも一緒で、とってもとっても楽しい一日になりました！ ――――――
――――
――
～黒澤家・玄関～
ルビィ「……ってあれ？ 理亞ちゃんどうしてルビィの家まで？ あ、荷物置きっぱなしだったっけ？」
理亞「へ？ ルビィ、黒澤ダイヤから聞いてないの？」
ルビィ「なんのこと？」
ダイヤ「お待ちしておりましたわ理亞さん！ ２人とも、おかえりなさい」
ルビィ「おかえりなさいって……」
ダイヤ「理亞さん、今日からしばらくはここを貴女の家だと思い、私を貴女の姉だと思って過ごしてくださいね？」
理亞「ありがとうございます。でも、姉さまの代わりには、ならないと思う」
ダイヤ「私の姉力、侮らないことですね」
理亞「上等！」
ルビィ「ちょっと待って！ おねいちゃん、どういうこと？」
ダイヤ「理亞さんは今日からしばらく我が家に泊まることになったのです。言ってませんでしたか？」
ルビィ「初耳だよぉ～！」 ――――――
――――
――
『ヨハネのリトルデーモン達♡』
るびぃ：というわけで、理亞ちゃんはしばらく家に泊まるんだって
国木田花丸：なるほど～
†堕天使ヨハネ†：荷物がやけに多いとは思ってたけどね
LEAH：ふふ、これがグループライン！
国木田花丸：テンション高いね
LEAH：既読に数字が付いてる！
†堕天使ヨハネ†：読んだ人数が分かるのよ
LEAH：上のリトルデーモンっていうのは？
るびい：グループ名だよ
国木田花丸：誰でも変えられるけど、善子ちゃんがすぐ戻しちゃうずら
†堕天使ヨハネ†：ヨハネ！
LEAH：すごい！グループラインすごい！
†堕天使ヨハネ†：テンション高いわね！
その後、理亞のテンション高いラインは深夜３時まで続いた メイド喫茶編終了
とまあこんな感じで、理亞ちゃんとよしまるびぃでダラダラと続けたいと思います
お暇な方はお付き合いください
一旦休憩 善子 156㎝
ルビィ154㎝
理亞 153㎝
花丸 152㎝ ＿＿＿＿＿
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ダイヤさんがこのスレに興味を持ったようです ～黒澤家・ルビィの部屋～
ダイヤ「ルビィ～？ いい加減起きなさい？」ｶﾞﾊﾞｯ
理亞「んん～、姉さま？」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
ダイヤ「はっ！ 間違えて理亞さんの布団をめくってしまいましたわ！」ｳｯｶﾘ
理亞「えへへ～、姉さまが起こしに来てくれた～！ 姉さま～、抱っこで布団から出して～」
ダイヤ「そんな、私は聖良さんでは……」
理亞「姉さま～？」
ダイヤ「姉さまですわ！」ﾀﾞｷｯ
ダイヤ「なんちゃってですわねぇ！」
ダイヤ「しかしこの作戦なら合法的に理亞さんをかわいがれますわ！」
ダイヤ「善は急げ！ いざ！ ですわ！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ダイヤ「る、ルビィ～？ 早く起きないと……」
ダイヤ「……って！ ルビィがいない！？ 理亞さんも！？」
ダイヤ「書き置き……？」
『お姉ちゃんへ。1年生4人で>>54に行ってきます。暗くなる頃には帰ります。』
ダイヤ「そ、そんなぁ～！？」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
