よう「あー!りこちゃんだ!」梨子「え、曜ちゃん……?」
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よう「りこちゃーん!」ダキッ
梨子「え、わっ、え?」
よう「りこちゃん!あそぼ!」
梨子「え、う、うん?え?」
千歌「梨子ちゃんと遊びたいんだって」
梨子「ち、千歌ちゃん。この曜ちゃんに似てる子は……?」 千歌「曜ちゃんだよ」
梨子「いやいや、待って。そんなわけ……」
千歌「曜ちゃん、お名前は?」
よう「わたなべよう!」
千歌「お年はいくつですかー?」
よう「よんさい!」
千歌「だって」
梨子「だってじゃないよ!」 千歌「ほら、本人が言ってるんだし」
梨子「いやいや、どういうこと?何でちっちゃくなってるの?」
千歌「そんなの分からないよー。部室に来たらこうなってたんだから」
梨子「……曜ちゃん。何で小さくなったの?」
よう「ほぇ?ようはちっちゃくないよ?」 千歌「曜ちゃんはもう4歳だもんねー?」
よう「そうであります!」
千歌「んー!可愛いー!」
梨子「順応早くない?」 よう「りこちゃん!ちかちゃん!あそぼ!」
梨子「遊ぶって……」
千歌「いいよー!ほら、梨子ちゃんも」
梨子「ちょっとそんなこと言ってる場合じゃ」
よう「りこちゃんは遊んでくれないの……?」ウルウル
梨子「うっ」 千歌「あーあーなーかーしーたー」
梨子「いや泣かして……」
よう「うぇ……」ジワ
梨子「あ、ちょ」
よう「ひぅ……ぐすっ」ポロポロ
千歌「よーしよしよし。梨子ちゃんは怖いねー千歌ちゃんが遊んであげるからねー」
梨子「わ、わかったわかった!私も遊ぶから!」 よう「ほんと?」
梨子「うん」
千歌「良かったねー曜ちゃん」
よう「えへへ〜」ニコォ
梨子(……か、可愛い……) よう「せんちょうさんごっこ!」
梨子「船長さんごっこ?」
千歌「曜ちゃんは船長さんになりたいんだよね?」
よう「うん!パパみたいなせんちょうさんになるの!」
千歌「そっかー!えらいねー!」
よう「えへへ〜」 梨子「曜ちゃん、船長さんごっこってどうするの?」
よう「ようがせんちょうさんになるの!」
千歌「私たちは?」
よう「ちかちゃんとりこちゃんはひらクルー!」
梨子「平クルー……」 よう「よーし、いくよー!」タタタッ
梨子「あ!こら!机の上に乗ったらいけません!」
よう「ふぇ……ごめんなしゃい……」ジワ
千歌「もー梨子ちゃん怒らないのー!」
梨子「だって危ないじゃない」
千歌「大丈夫だよ。気をつけるもんねー?」
よう「うん……きをつける……」 千歌「私たちがしっかり見とけば大丈夫だよ」
梨子「でも……」
千歌「ね?」
梨子「……分かったわよ」
千歌「よーし曜ちゃん!やろうか!」
よう「うん!」 よう「いかりをあげろー!」
千歌「ほりゃー!」
よう「ほをはれー!」
梨子「はーいっ」
よう「しゅっこー!よーそろー!」ビシッ
ちかりこ「よーそろー!」
千歌「曜ちゃんカッコイイー!」
よう「ふふーん、でしょー?」 よう「せんちょうさんごっこおわりー!」
梨子「もう終わりなの?」
千歌「さすが小さい子……飽きるのが早い……」
よう「ちがうことしてあそぶ!」
梨子「あ、まだ遊ぶのね……」
千歌「曜ちゃん元気だねぇ」
よう「ようはげんきだよっ!」 よう「やきゅう!」
梨子「や、野球?」
千歌「野球かー」
よう「ようぴっちゃーしたい!」
梨子「うーん、野球はちょっと危ない……」
千歌「そうだね、体育館行こうか」
梨子「いや場所の問題じゃなくて……」 千歌「ってことでおっじゃまー」ガララ
梨子「千歌ちゃん!」
よう「おっじゃまー!」
梨子「真似しないの!バカがうつっちゃうよ!」
千歌「どういう意味?」 モブA「千歌?誰その子」
千歌「曜ちゃんだよ!」
モブA「は?」
モブB「バク転で遂に頭がパーに……」
モブC「いや元々クルクルパーだったよ」
千歌「皆ひどくない?」
よう「ひろーーい!」タタタッ
梨子「あ!こら曜ちゃん!」 「え?何この子?」
「かーわいいー!」
「ほーらほらお姉さんと遊ぼーねー」
よう「わっ!」
梨子「あ、ちょっと皆」
千歌「ちょっと!うちの子に手を出さないで!」
梨子「は?」
モブA「うちの子……?」
モブB「隠し子?」
モブC「まさかうちの学校にiPS細胞の利用者がいたなんて……」
梨子「違うから!」 |c||^.- ^||そんなオカルトありえませんわ 千歌「かくかくしかじかてこの子は曜ちゃんだよ」
モブA「いや全然わかんないけど」
千歌「とりあえず野球するから体育館貸して」
梨子「むちゃくちゃ言ってる……」
モブB「いやあたしらも練習が……」
よう「やきゅうしたーーい!」キラキラ
モブABC「貸します」
千歌「ありがとー!」
梨子「曜ちゃん強い……」 千歌「三人じゃ少ないし誰か呼ぼうか」
梨子「誰を?」
千歌「曜ちゃん、誰か呼びたい?」
よう「んとねー>>28」 よう「よしこちゃん!」
千歌「おっけー!」スッ
プルルル ガチャ
善子『何?』
千歌「体育館に集合!」
善子『は?』
プツッ
千歌「よしおっけー」
梨子「雑……」 善子「呼び出されたと思ったら何これ」
千歌「よーし曜ちゃんばっちこい!」
善子「なんでカラーバット持たされて打席に立たされてるの?説明して?」
梨子「当てても大丈夫よー善子ちゃんだからー」
善子「あてるな!」
よう「うんわかった!」
善子「分からないで!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています