絵里「部活動の申請?なら、5人集めてくることね。わかったらはやく帰りなさい」

絵里「……で、あなたはどうしてずっとここにいるのかしら。えぇと、園田さん、よね」

海未「どうしても5人でなければいけませんか?」

絵里「しつこいわよ。規定で5人と決まっているの」

海未「そうですか」ヌギッ

絵里「っ!?」

海未「この学校、生徒数が少なく、一年生は1クラスしかないのです」

絵里「え、えぇ、そうね」

海未「ですから……」ギュッ

絵里「ちょ……」ドキ

フニッ

海未「ぁ……ん♡」

絵里「なっ……!?///」ふにふに

海未「ですからどうか、現段階で部活動の申請を受理していただけないでしょうか。もししていただいた暁には……ふふ♡」

絵里「っ………」


ことり「生徒会長さん、どうして認めてくれたんだろうね。海未ちゃん、なにか話したの?」

海未「いいえ、特には。ただ……優しい人でよかったですね♡」