花陽「卵かけご飯なんて邪道ですっ！」

にこ「にこがどう食べようと花陽には関係ないでしょ！」

花陽「関係あります！　だってこのお米は……」

にこ「結局花陽はお米が大事なのね！　にこよりもお米が！　そんなにお米が好きならお米と結婚すればよかったじゃない！！」

花陽「……っ！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

にこ「泣いても無駄よ」ﾌﾝｯ

花陽「せっかくオムライスにしようと思ってたのにぃ」ｸﾞｽｯ

にこ「オムライスぅ？」

花陽「にこちゃんの好きな！　とろとろオムライスにしようと思ってたんですっ！！」

にこ「そんな……卵全部使っちゃったじゃない」

花陽「もう知りません！　にこちゃんなんか……！」ﾀﾞｯ

にこ「待って！」

花陽「何ですか」ｷｯ

にこ「オムライスって元々は卵とご飯を混ぜたものを焼いた料理なのよ」

花陽「にこちゃん……」

にこ「一緒にオムライス作りましょう？」ｽｯ

花陽「ううっ……！　にこちゃあああん！！」ﾀﾞｷｯ


やれやれにこ