▲本日の公演のみどころ(1)▼
――グループアイドルに必要な「資質」とは? あの事件がきっかけで正解を見つけた柏木由紀と、一向に不正解を信じてぞんざいな態度をとり続けた柏木ヲタ、そしてみどころの中の人の苦悩(笑)。――

 ・ 「九州にはとんでもないガキのモーヲタが居る。1人は大分の指原で、もう1人は鹿児島の柏木って奴だ」、という話がかなり広まるほど、AKB創設前のアイドル界隈から
   注目されていたヲタの柏木由紀(勿論、もう1人は指原莉乃)。ちなみに、1期オーディションのときからAKB側からスカウトされていたらしく、しかもスカウト担当が
   鹿児島出身だったというオチも(爆笑)。そんなわけで、いろいろと私生活の情報が入っている状態で3期メンバー入り、そしてスターシステムに乗っかったのもいうまでもないところ。
   その後のAKB本隊の活動に関しては柏木ヲタがよ〜〜く知っているので割愛するが、その担当スカウトが柏木が一般人だった頃に学校内をまとめていたという情報を
   入手していたようで、AKBでもリーダー的な存在としてまとめていけると本気で思ってしまい、TeamBのキャップに抜擢。まぁ、これが大きな勘違いだったのは言うまでもないが(苦笑)。
   実際のところ、(柏木ヲタは絶対に認めないが)柏木がキャップを担当したTeamBは崩壊の一途をたどったのは有名な話だし、その権限を剥奪された梅Bでは、梅田彩佳がたった1人
   居ないだけの「ほぼフルスタメン」公演で興行に耐えうるレベルでない大崩壊の公演もやってしまったのも事実。勿論、これには原因がはっきりしており、柏木由紀という人間そのものが
   性格腹黒であるし、周りを震え上がらせるような恐怖感も無かったため、全体が弛んでしまうという悪循環を招いたことによるもの。それならそれで、裏で「怒れる重鎮役」を設定しておけば
   良かったはずだが、柏木本人がグループ活動に不向きな一匹狼の立場が大好きだったこともあり、そういった役割設定をチームで作っておくこともなかったという。
   さらにこれに拍車をかけたのが、柏木ヲタの性格。「ヲタは推しに似る」というべきか、ヲタまで含めて丸ごと「売れない奴はどっか行ってしまえばいい」と常に上から目線。
   まぁ、ヲタが上から目線で推しが逃げるように卒業していった木崎や宮脇の例がしっかりありますからね・・・グループアイドルでその態度はいかんよ、マジで。
   そんなわけで、失敗に次ぐ失敗(私生活も手越の件で・・・)の挙句、兼任した先のNMBまで追放された柏木だが、まさかの転機を北原里英がもたらす。北原と共にNGTへ「左遷」させられたわけだが、
   そこで北原が自らがキャップ役になり厳しいことも言う役目を果たす反面、逆にエース扱いの柏木に対して若手と積極的に触れ合う、という役割分担を設定する。これが意外にも、
   隙があったら研究生公演に出たがる柏木のやりたかったチーム作りにヒットし、他のメンバーを大切にする姿勢がそれまでの悪い流れを一変させて好循環を生むようになった。
   しかしながら、本人は変われてもヲタは最後まで買われなかったのは世のサガか・・・。約10年、みどころの中の人も柏木ヲタと宮脇ヲタには手を焼きました。とりあえず、本人には幸あれ!