自己愛性人格障害の怒り方

誰でも怒る事はありますが、自己愛性人格障害の人の怒り方は普通とは異なります。
それは「自分は正しい」という思い込みと傷付き易い弱い自分を隠し持っているからです。
自己愛性人格障害の人の自尊心は非常に脆くて崩れやすいので、些細な批判で傷付きます。
傷付けられると弱い自分を守る為に怒ります。
その怒り方は非常に激しく、批判した相手に暴言を吐き、物を壊したり、暴力を振るう事もあります。
また、自己愛性人格障害の人の欠点を指摘したり、違う意見を言った場合でも激しく怒ります。
その怒りは「自分が正しい」と認められるまで続き、具体的に問題点を説明しても「貴方が誤解している」
「間違った理解をしている」と反論します。話の流れで自己愛性人格障害の人の都合が悪くなれば、話の論点をずらしてでも反論を続けます。
自己愛性人格障害の人は他人の意見を受け入れ、自分の非を認め、反省する事は出来ません。