以下コピペ

話は少し遡り、バイオディーゼル精製工場(以下BDFと言います)の操業時代の話になります。
事業内容は。廃油(いわゆる飲食店で出る天ぷら油)を軽油と同質の油に精製するものです。
当時、原油価格が高騰し、時代がエコを提唱している真っ只中でしたので、この手の事業には国から多額の補助金が出ておりました。
国の管理も非常に甘く、工場の設計がザルでも認可が降りていたようです。ですので全国的な風潮として、
補助金目当てで管理のずさんな設計のBDFの工場を設立し、近隣住民の苦情等により閉鎖すると言ったことが頻発していました。
井川氏のBDF製造工場もその典型だったようです。
そのバイオディーゼルの精製過程で、「グリセリン」と呼ばれる産廃が出ます。
上質なグリセリンでしたら再利用可能ですが、井川氏の工場で精製されたものは大量に水分を含んでおり、再利用が出来ない粗悪品でした。
つまり産廃として処理するしかなかったのです。そこでそのグリセリンを井川氏は近所の池に流し、産廃の不法投棄で逮捕→工場閉鎖となったようです。

先程お送りした画像(注釈:画像もらったけどどうすれば…)が井川氏の経営していた工場になりますが、私がこの工場の清掃中、自治会の方がいらっしゃって
「今度は何を始める気か?」と厳しく言及されました。詳しく聞くと、この工場のせいで周辺の田んぼが一斉に枯れた、と近隣の住民の方が仰っていました。
確かにこの施設は廃水処理対策が全くなされていませんでした。
先のグリセリンや、洗浄時に使う炭酸カリウムの溶液は、隣の田んぼや用水路に垂れ流し状態で、周辺の田んぼや畑はその用水路から水を取ります。自治会の方が仰っていた内容はかなり信憑性が高いかと思われます。
ちなみにこの工場の清掃中、倉庫に糸や出荷前の衣料品が大量にあったため、井川氏のお母様が縫製業をされていたことは事実ではないかと推測できます。
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