INFPは自分自身が精神である。
実体感覚や、現実感覚、物質的な世界や時間の概念が薄く、どこまでも自由に拡散していく精神こそがINFPの本体である。
自由な精神は過去や未来にも浮遊できる。
過去の喜びと未来のワクワクに現在心躍らされ、過去の苦しみと未来の不安に現在心乱されている。なので、今自分がどこで何やってんだかよく分からなくなる。
精神世界には、親しみ深いお友達もいる。
その自分だけのお友達と仲良く過ごしてみたりもする。
INFPはオバケのようである。
人の中にいてもその精神は人から離れ、遠くから人々を眺め、新たな発見はないかと探している。


INFPは欲に弱い。
時間感覚のない中で、食べたい、寝たい、性的な欲求を満たしたいとどこまでも怠惰で自堕落になる。
そして精神そのものであるINFPは
知りたい知りたいという欲求が止まらない。
知らないことが知りたい!
新しいことを知る喜びを味わいたいと知識に飢えている。
体のことなどどうでもよい。風呂なんぞどうでもよいのだ。腹が減ったらケーキでも食べておけ。ただただ、その精神を満たしたい。
そんなINFPは人から理解されず、人から離れて自分の精神を満たしたいわけですが、人から離れると、どんどん人としての生き方から離脱していく。人間はやはり人の間に生きる者なのだ!などと当たり前のことを決意したりして、眠らずに夜が明ける。