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『I AM THAT 私は在る』
【26 人格、ひとつの障害】(つづき)

 * 訳注1 ニサルガ・ヨーガ 付録I参照。
 * 訳注2 ラーマクリシュナ・パラマハンサ 
 Ramakrishna Paramahansa (1836―1886)
 ベンガル地方出身の偉大なる聖者。ビジョンを通して
 の直接体験によって、世界中の主要な宗教が本質にお
 いてひとつであることを解き明かした。スワミ・ヴィ
 ヴェーカナンダの師でもある。
 * 訳注3 ヴァガヴァーン・シュリー・ラマナ・マハルシ
 Bhagavan Shree Ramana Maharsh(1879―1950)
 南インド、カミール・ナードゥ州のティルヴァンナー
 マライにある、聖なる丘アルナーチャラの麓にてその
 半生を送った、現代においてもっとも広く認識されて
 いる聖者。彼の沈黙の教え、「私は誰か?」という問
 を用いた明確で革新的な真我探求の方法と彼の聖者と
 しての生涯は、世界中の信奉者を引きつけている。
 * 訳注4 ジッドゥ・クリシュナムルティ
 Jiddu Krishnamurti(1895―1886)
 南インドのチェンナイ近郊に生まれる。一四歳のとき、
 未来の「救世主」として神智学協会のリードビーター
 によって発見され、英国にて英才教育を受ける。
 二七歳のとき神秘体験を持つ。後に救世主であること
 を否定し、精神的指導者、師といった一切の呼び名を
 拒絶して、ひとりの自由人として世界中を巡って講話
 をした。
 * 訳注5 ヨーガの修練の八段階
 アシュターンガ・ヨーガ Ashtanga Yoga
(一)ヤマ 非暴力、真実、不盗、独身生活、無所有
 といった善行の修養。
(二)ニヤマ 善行の尊守。
(三)アーサナ ヨーガの姿勢。
(四)プラーナーマーヤ
 呼吸の制御を通しての修練。
(五)プラティヤーハーラ 思考の制御。
(六)ダーラナー 意識をブラフマンドラ、頭頂点に
 集中させる修練。
(七)ディヤーナ 瞑想。
(八)サマーディ 瞑想の修養を通して得る三昧状態。
 ここでは、マハラジは五感と三つのグナ、つまり視覚、
 聴覚、味覚、臭覚、触覚の五感とサットヴァ、ラジャ
 ス、タマスの三つのグナがヨーガの八段階に代わると
 示唆している。
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(おわり)
これが、何の注なのかわからぬくまであります。