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『I AM THAT 私は在る』
【25 「私は在る」をつかみ取りなさい】(つづき)

 質問者 あなたは世界の根底に自己忘却があると言いました。忘れるために
 私は覚えなければなりません。覚えるために私は何を忘れたのでし
 ょうか? 私は、私は在るということを忘れてはいません。
 マハラジ
 この「私は在る」もまた幻想の一部分なのだ。
 質問者 なぜそう言えるのでしょうか? あなたに私が存在しないと証明す
 ることはできません。たとえ私が存在していないと納得させられても、私は
 存在しています。
 マハラジ
 実在は証明することも、反証することもできない。
 マインドの範疇(はんちゅう)では不可能であり、マインドを超えればその
 必要もない。
 実在のなかでは、「実在とは何か?」という疑問は起こらない。
 顕現(サグナ)と非顕現(ニルグナ)は別のものではないのだ。
 質問者 その場合はすべてが実在なのです。
 マハラジ
 私はすべてであり、私自身としてはすべてが実在だ。
 私を離れては何も実在ではない。
(´・(ェ)・`)
(つづく)