>>177
『I AM THAT 私は在る』
【9 記憶の反応】

 質問者 それでは完全に無責任になるのではありませんか?
 マハラジ
 どうして無責任になれるだろう?
 私とひとつとなったものを、どうして傷つけることができるだろうか?
 その反対に、世界のことを考えずとも、何であれ私のすることは世界への恩
 恵となる。
 身体が無意識にそれ自身を正しく調整するように、私も絶え間なく世界を正
 すように活動している。
 質問者 やはり、あなたは世界の途方もない苦しみに気づいているのでしょ
 うか?
 マハラジ
 もちろん、あなた以上に気づいている。
 質問者 それでは、あなたは何をするのでしょう?
 マハラジ
 神の目を通して見、すべてはこれでいいということを見いだすのだ。
 質問者 いったい、どうしてすべてがこれでいいなどと言えるのですか?
 戦争、搾取、国と民との悲惨な争いを見てごらんなさい。
 マハラジ
 それらの苦しみはすべて人間のつくり出したものであり、それらを終結させ
 るのは人間の力の内にある。
 人間を自らの行為の結果に直面させ、そのバランスを取らせるよう要求する
 ことで神は助けている。
 カルマ(因果応報)が公正さのために働く法則だ。
 それは神の癒しの手なのだ。

【9 記憶の反応】
(´・(ェ)・`)
(おわり)