>>158
( 覚めて、巻きこまれず、離れて在りなさい。
 そうすれば、超然と油断なく在り、来ては去りゆく出来事をただ見守ること
 が、あなたの真の本性の一側面であることに目覚めるだろう。)

『I AM THAT 私は在る』
【8 真我はマインドを超えて在る】(つづき)

 質問者 ほかの側面は何でしょうか?
 マハラジ
 側面は無数にある。
 ひとつを知ればすべてを悟るだろう。
 質問者 何か助けとなることを言ってください。
 マハラジ
 何が一番必要なのかはあなたが知っているはずだ。
 質問者 私は落ち着きがありません。どうすれば平和になれるのでしょう?
 マハラジ
 何のために平和が必要なのだろう?
 質問者 幸せになるために。
 マハラジ
 今、あなたは幸せではないのかね?
 質問者 ええ、そうではありません。
 マハラジ
 何があなたを不幸せにするのだろう?
 質問者 私は欲しくないものをもち、持っていないものが欲しいのです。
 マハラジ
 なぜそれを、持っているものを欲し、持っていないものは気にかけない、と
 いうふうにひっくり返さないのかね?
 質問者 私は快楽が欲しく、苦痛は欲しくないのです。
 マハラジ
 何が快楽で何がそうでないか、どうやって知るのだろうか?
 質問者 過去の体験からです。もちろん。
 マハラジ
 記憶に導かれながらあなたは快楽を追求し、不快を避けてきた。
 今まで成功しただろうか?
 質問者 いいえ。快楽は長続きせず、苦しみはふたたび入りこんできます。
 マハラジ
 どの苦しみだろう?
 質問者 喜びへの欲望と苦しみへの恐怖、どちらも惨めな状態です。純粋な
 喜びという状態は存在するのでしょうか?
 マハラジ
 肉体的あるいは精神的なあらゆる喜びには手段が必要だ。
 物理的、精神的な手段はともに物質であり、どちらもすたれ、使い果たされ
 る。
 それらが生み出す喜びは、必然的にその強度と期間に限界がある。
 苦しみはすべての喜びの背景にある。
 苦しむがゆえにあなたはそれを欲しがる。
 だが、喜びの追求自体が苦しみの原因なのだ。
 それは悪循環だ。

(´・(ェ)・`)
(つづく)