>>136
( 瞑想は純粋な行為であり、その目的はタマス(不活発性)とラジャス(活動性)を完全に除去することだ。
 純粋なサットヴァ(調和)は、怠惰と落ち着きのなさからの完全な自由だ。)

『I AM THAT 私は在る』
【6 瞑想】(つづき)

 質問者 どうやってサットヴァを強く清らかにするのでしょうか?
 マハラジ
 サットヴァはつねに強く純粋だ。
 それは太陽のようなものだ。
 雲やほこりに見え隠れすることはあっても、それはただ見る者の視点による
 のだ。
 太陽にではなく、太陽を隠す原因となるものに対処しなさい。
 質問者 サットヴァは何の役に立つのでしょうか?
 マハラジ
 真理、善、調和、美、これらがいったい何の役に立つというのか?
 それらがそれら自身の目的なのだ。
 ものごとがそのまま干渉されず、避けられず、求められず、概念化されず、
 ただあるがままに完全な気づきのなかで体験されるとき、それらは自然に努
 力することなく現れる。
 そのような気づきそのものがサットヴァなのだ。
 それは人やものを利用するのではなく、それらを満たすのだ。
 質問者 サットヴァを高めることができないのなら、タマスとラジャスのみ
 に対処するのでしょうか? それらをどう扱えばよいのでしょうか?
 マハラジ
 あなたのなかで、それらがどう影響を与えているかを見守ることによってだ。
 それらがどう作用するか気づいていなさい。
 あなたの思考、言葉、行為を見守りなさい。
 そうすればそれらのあなたへの支配は徐々に減っていき、サットヴァの澄ん
 だ光が輝きだすだろう。
 それは困難でも長い過程でもない。
 真剣さ、それが唯一の成功への条件だ。
                   【6瞑想】
(´・(ェ)・`)
(おわり)