普段WindowsではChromeとFireFox使ってるけれども、iOSやiPadOSてはほぼSafariしか使わない
Safariのbugの保険に、iPhoneとiPadにもChromeをインストールしているがほとんど使う事がない
使うのは英語で書かれたページを翻訳して見たい場合ぐらいで、普段はSafariの方が使い慣れていてChromeを使うとモタついてイライラするから極力使わない

iPhone 3Gから使っていて、過去にはiOS自体の酷いbugとかもあってSafariも表示乱れとかは日常だったが、ここ5年くらいSafariに関しては意識できるbugには出くわしてない
表示が乱れるサイトは大体同じで、そのサイトをWin10のChromeやFireFoxで開くと程度の差はあるものの表示が乱れたりする
そういうページは表示領域が狭い時に乱れる傾向がある場合が多く、Safariのbugというよりはwebページ側の問題だと思う
Safariで困ってしまうのはページ内のフォーム入力でbugが起きると入力出来ない事だ、よく目にするのはプルダウン入力でiOS仕様のプルダウンが使われた為に、そのフォーム入力ページが想定していない状態になり入力出来ないというケースだ
この場合自分は緊急でなければ自宅に帰ってからWindowsのブラウザを使ってやり直す、特に何かの購入だったり契約ページの場合は不確かな状態で送信をタップする訳にはいかない

確定申告やマイナポイントなどの公的機関サイトはIEしか保証されてないとかがよく話題になるが、webのスクリプトは手の込んだサイトになればなるほど、作成者の意図した物を再現するには、ブラウザソフトもバージョンも限定された物になりがちである
しかもモバイル端末ともなれば根本的にPCとはコンポーネントが異なるので、極端な表現をすればモバイルのブラウザは常にエミュレートを行なってる様な物だ

話しはそれるがその昔3Gガラケーで「インターネットが使える」事がウリになった事がある
しかしご存知の通り一部分にinternetの技術を使用しているだけで、ガラケーの為のE-MeilであるMMSや、ガラケーの為のホームページである携帯サイトという風に、紛い物のインターネットであった
そのあとiPhoneが発売され追ってAndroidも使われる様になったが、画面の縦持ちや表示領域の狭さ,通信量の制限などを忖度?して「スマホサイト」なるものが出来てしまった、まさにガラケーサイトの二の舞いである
最近はiPhoneもAndroidも基本機能が向上し、PCサイト(こういう呼び名も便宜上とはいえなんだかモヤる)での表示が一般化してるが、困るのは「カンタンスマホ」だアレだとスマホサイトでもツラい

ブラウザの再現性のハナシに戻ると、現在とこれからのスマホシェアやタブレットシェアを考えた場合に、iOSのSafariはAndroidのChromeに対して分が悪いがiPhone自体は市場から無視されるほど低いシェアではない、またiPadはタブレット市場で充分なシェアがある
つまりweb作成を行う上でiPadOSのSafariでちゃんと機能する事は重要となっていくから、Safariでbugが起きるサイトは減っていくだろう
そうすると結果的にiOSのSafariでもbugを起こさないという事になる筈


個人的には何故こんなにSafariが酷評されるのかよくわらない
もしかするとAndroidのChromeで慣れた人にとってはChromeの操作体系がデフォであり、扱い方が違うSafariは使い難いのか
iOSのChromeを使い込んでない(総時間でもせいぜい6時間弱だと思う)から断言できれないが、少なくともiOSやiPadOSで使うならSafariのUIの方が、ほかのApple製アプリのUIとポリシーが同じであり普段使う上で違和感なく使える、優れたブラウザだと思う

iPadOSでSafari同士、或いは他のアプリとのSplit ViewなどのUIはまだ発展途上な感じがするものの、Appleも注力してると思われる部分なのでこれから改善や使い易さの向上はあるだろう