今年の2019モデルではなく来年の2020年モデルの話。
2019年モデルにはあまり「カメラ程度しか変化がない」ため、2020年モデルに関心が集まっている。

2020モデルの大きな変化は5G対応とボディサイズ変化であり、3機種がシンプルに大中小と分りやすいサイズ設定になることがほぼ決定したようだ。
それを願望だとか妄想だとか言う人もいるが、すでにそのこと自体は多くの関係者が疑っていない。
それが現在の各種問題を包括的に解決出来うる、とてもシンプルながらも有効な対策だと考えられるからだ。
そのために論点は「具体的にはどのようなサイズ設定になるのか?」に移っている。


サイズ設定だが、大中小をはっきりさせるために小と大をそれぞれ小型化、大型化させるだろうと言う意見が大勢だ。
その際にディスプレイサイズを書くと話が見えにくくなるので、ボディサイズで話をする。
なお、2020モデルでは3機種とも有機ELに統一され、ディスプレイ面側のデザインは同一になると言われていることに注意。

各機種ボディサイズを見て貰えばわかるが、現行のXRとXsMAXはボディサイズに大差がない。
仮にXRを基準の「中」だとするなら小と大はそのサイズ(縦横)から仮に10mm離せば大中小と見た目にもはっきりするだろう。

SE 123.8 x 58.6 x 7.6
8 138.4 x 67.3 x 7.3
小仮定 140.0 x 65.7 x 7.7
Xs 143.6 x 70.9 x 7.7
XR 150.0 x 75.7 x 8.3
XsMAX 157.5 x 77.4 x 7.7
大仮定 160.0 x 85.7 x 7.7

ただ、その10mm離すという仮定でサイズを並べてみると分かるが、「小」はほぼiPhone8と同じサイズでありiPhoneSEのサイズには近寄らない。
しかしそれでは「小を小さくすることで、小型機種需要をカバーする」と言われていることに整合しない。
更にラインナップを大中小とするなら「中」を売れ筋サイズにするのが自然なのに、売れ筋より大きめのサイズを「中」にすることも整合性が欠けてしまう。

そこで「中(基準)」をXsのサイズとして、「小」は8とSEの中間ぐらいのサイズ、「大」はXsMAXを若干大きくするぐらいなのではないか?との意見も多い。
個人的にはその意見を支持している。

他に「廉価モデルは設定されるか?」と言う議論がある。
個人的には「小」が廉価モデル扱いになり、5G非対応ではないだろうか?と思っている。
理由として中大は売れ筋と考えられるので、売れ筋を廉価モデルにすることは考えにくい。
小は売れ筋ではない上に「エントリーモデル」という名目で事実上の廉価モデル設定が行いやすいからだ。

この先二か月も経過すれば、かなり見えてくるだろうと思う。