あまり聞きなれない『オナニー死』だが、東京23区だけでも1年間に20〜30の例、全国で200〜300例はあると推測されている。
しかし腹上死やオナニー死というのは死因(疾病・損傷)ではなく、状態を指す言葉で、死亡した場合は病死・変死として扱われるケースもあるため、 実際の数はこれよりも多いという。

では、どういう人がオナニー死するのか?
オナニー死の直接の死因はオナニーではなく、元々その人の持病や成人病等の疾患があり、そこに性的興奮の影響で、死に至るものだ。
つまり、高齢者や心臓や脳に疾患がある方、高血圧な方が危険ということなのだが、普段元気でも、自分の抱えている持病に気づかず、ある日突然オナニーの最中に死んでしまうこともあるという。