Appare!のプロデューサーはよく考えてるね

コロナ禍を経て、Appare!は「既存のライブアイドル層」(以下、既存層)ではなく、一般層をターゲットにする方向に転換した。ここでの既存層は、いわゆるピンチケというニュアンスを含む。
方向転換の理由は3点ある。
1点目は、コロナ禍によるライブアイドルファンの減少。コロナ前は既存層を対象にするやり方をじて活動していたが、コロナ禍を経て既存層はずいぶん減ってしまった。カノウP
がライブアイドル業界に持つ多数のパイプから得られる情報によると、「ライブアイドル的な沸き方をする」ようなファンは現在2000人程度。この2000人をかき集めても目標としている武道館には届かない。カノウPは「既存のライブアイドルのファンを相手にしている主なアイドルは2024年までにすべて解散します」とまで言っていた。
2点目は、iLiFE!やFRUITS ZIPPERといったアイドルの台頭。この2グループが一般層から新規を増やしていることは明白で、この2グループのやり方に一定の再現性はありそう。