『他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑』(岩波 明/
幻冬舎)は、こういったネット住民たちの多くは一見「正義派」を装っているが、目的は
他人を徹底的に糾弾し、傷つけ、ひねりつぶすことにあるという。そうだとすると、なぜ
、「バッシングすること自体を自己目的化したバッシング」が横行しているのだろうか。
本書によると、これには「世界が小さくなっていること」と「社会の変化」、そして「日
本人が元来持つ特性」が関係しているという。