かつてバカリズムは知る人ぞ知る孤高の芸人だった
そして、コアなお笑い好きな人たちや、業界関係者はバカリズムを「知ってれば」
そして「面白いと言えば」、「通」とされた「空気感」を持つ時代があった
いわゆる才能に裏打ちされた「ジワジワ感」だ
そして、いまや向田邦子賞を獲得する、「大物芸人且つ文化人」に大きく飛躍している

この「空気感」という「風」を感じる芸人は他にもいる
バナナマン設楽とオードリー若林だ
周知の通り、バナナマンは日村、オードリーは春日が先に人気者になり目立ち売れた
が、その「空気感」を持つ「風」は「ジワジワ感」と共に設楽、若林に大きな追い風を吹かせた
いまや、ピンでもレギュラー多数を持つ売れっ子大物芸人、そして番組MCに飛躍している

そして、朝日奈央
この人にもその、「空気感」を持つ「風」を強く感じる
今、この人を知ってれば「通」で、この人を面白いと言えば「通」という「ジワジワ感」だ
勿論、先に売れたのは、菊地亜美だ
先に記述した、バナナマン、オードリーの物語とよく似ている

朝日奈央はバカリズムに叩き込まれたセンスを今、「ジワジワ」世間に浸透させつつある
いずれ、芸能界に欠かせないタレントとして「通」も「世間」も認められる存在に飛躍するであろう