推す基準について多分疑問持ってる人が多いと思いますので、長いですが解説したいと思います。

まず大きくルールがあって
1.近郊で活動しているアイドル
2.年齢が20歳以上の人
3.推したいと思ってからまず三ヶ月様子を見て正式に推す
という大前提があります。

これは過去の経験からのもので、時には基準を緩和したり厳しくしたりしたことはありますが、
これを大幅に覆したり廃止するといったつもりはありません。

1.は何かあった時に飛んでいけないとだめ
2.は気があう人がいいので、ジェネーションギャップがあっては論外
3.に関しては自分は心変わりしやすいのであんまりすぐに「やっぱやめた」となるのは相手にも失礼ですし
自分にもダメージなのでそういう観点から本当にこの人で大丈夫か?
って気持ちを確かめるという意味合いが大きいです。

もちろんその人の界隈やすぐにはわからないその人の性格も見るいわば"試用期間"ですね。
もちろん過去の中にはここで見送った人もいます。

会社でいう"稟議がおりる"という状態も当然あって"推しではないけどこの人になら、
他のアイドルよりはお金を出したり時間をかけてもいいな"っていう状態
(わかりやすいのがTシャツ買ったり、遠征に行ったり、曲の振りコピを覚えたりですかね。)があります。

あとはライブスケジュールを見て"このライブはいこう"という加点方式ベースに考えてたのが"このライブは行きたくても行けない"という減点方式になったりする状態もあります。

どちらの状態が先に来るかは状況次第ですが、どっちも経たぐらいからたいてい普通の人の"推し"という感覚に近いと思います。
そりゃTシャツも買って、行ける限り全てのライブ行くなんてどう考えても普通の人だったら推しですよね。

ただ"推し"という本来の意味を忠実に守るなら"この人を応援してやってください(私が保証します)"
っていう意味だと思うのです。

そこまで言える存在であるから、当然「おい、お前に勧められた人とんでもないやつだったよ」と言われれば
発言の責任を取る必要もあると思っています。

単に好きというのとは違うわけで、そのあたりは欠格事由(=条件)を設けて厳格にやっていきたいなって思います。
気になる人を応援していたらきりがないからふるいにかけるというのも勿論ありますが、このような理由で推しの条件が厳格に決められています。

基本的には気が合って、心理的に近い距離感で、"この人のいるところにもっと行きたい"って思えばまず第一関門突破で、
3ヶ月へのカウントダウンスタートとなります。
その上で界隈と仲良くできるか(グループだと関係構築が何倍もめんどくさいので通りにくい)、
変な運営じゃないかっていうのを見ます。

たいていそんなのを見て問題ないなって見極めてると二ヶ月は経って、あとは周り(界隈や対象の人と仲良いアイドル)の理解があるかを見てやめとけと言われなければ推しますが、
たいていこの頃になればTシャツも買ってるし、
行けるライブには出来るだけ行ってる"稟議がおりた"状態なので「え、今更すぎますよ。
てっきりもう◯◯推しだと思ってました」っていうパターンも多く、
「やめといたほうがいいよ」なんて言われることはないので、
実際「あの子推すけどいいよね?」っていう儀式的な確認行為で終わります。つまり実質的には内内で2ヶ月で決まってしまいます(内々定みたいな感じ?)。

ここまで行けば本当にこの子推しても大丈夫なのか?って不安になったりすることや多少の不祥事や至らないところが発覚しても、
周りの了解があって推す方向に向かってるわけですから下駄を履かせて大目に見て3ヶ月経つのを待つこともあります。

なので、ぶっちゃけ3ヶ月経って本人に晴れて「今日から君は推しです、よろしく」と言ったところで、推しって言えるようになっただけで
内々定みたいな状態になった1ヶ月前からのそれまでと比べるとなにひとつ変わらないわけです。

あとは本人の理解も求めてるかなぁ。
本人が"推されたくない"とか思ってるならこっちとしても推したくないんで当たり前で忘れがちですがかなり大事なことです。
推しは基本的に一人しか作りませんので、一人推してると、いい人がいても
推そうか検討することってよほど今の人を捨ててまで推したいと思うようないい人でない限りはないですね。