0378ファンクラブ会員番号774
2017/08/10(木) 01:33:53.01ID:HDfRZw9Oあの地下アイドルとして活躍した絵恋ちゃんだ。
取材をおこなった日は夕方の開店前
散らかった店内を掃除する絵恋ちゃんに私は質問してみた。
「もう一度、ステージに上がり、
アイドルとして返り咲く気持ちはあったのですか?」
私の踏み込んだ質問に絵恋ちゃんは一瞬手を止めた
それは3秒ほどだっただろうか
再び、掃除を始めた絵恋ちゃんは少し自虐的に
笑いこう答えた。「あのときは若かったから・・・」
そりゃ野心がなかったわけじゃないし、ファンが喜ぶことを考えて
一生懸命絵恋ちゃんを演じたのです。
でもね、絵恋の歌は地上では全く通用しなかったそれがすべてです。
それだけ絞り出すと再び開店の準備に集中する
開店時間になったため、私は少しセンチメンタルな
笑みを浮かべ取材を切り上げた。
店を出てあかりが灯った「スナックえったんこ」
その看板に目をやったとき、注文を受ける声が聞こえた。
「おつまみ入りま〜す」