固定資産税は納税者が自ら算出して
申告する住民税と違い、
各自治体が税額を計算して
納税通知書を送ってくる
「賦課課税方式」である。

ところが、課税する自治体の計算ミスが、
各地で表面化している。

茨城県つくばみらい市は2015年1月、
住宅用地での課税のミスが123件あったと公表した。
住宅用の土地は、固定資産税を計算する際、
200平方メートルまでは評価額が6分の1になり、
それを超えても3分の1に下がる特例がある。
それが適用されていなかった。