ヒト、カネ、モノ、情報という
4つの経営資源のうち、
カネは保有コストがかからないので、
大量に保有する事は一般に有利である。

情報は、かつては大量の情報を扱おうとすると
精査・整理の手間とコストがかかり、
複雑性が増して、迅速な運営を阻害するものであったが、
ITの発達でコストと複雑性がドラスティックに下がり、
今は情報を大量の保有し、加工する事が競争力の源泉となる。
(文字通り、ビッグ データが脚光を浴びる時代である)

しかし、ヒトとモノについては、
その“生身性”と“物理的存在性”のために、
コントロールにはエネルギーと時間がかかり、
保有にはコストとエナーシャが発生する。