狂刃竜セルレギオス希少種
とある事件が切っ掛けに誕生した黒紫色に染まったセルレギオスの希少種。
狂竜ウイルスに侵され暴れるでもなく、克服し己の力とするのでもなく、長い月日をかけて適応し進化した種。
通常種を上回る身体能力を持ち、空中を自在に飛び回り強力な攻撃を仕掛ける。
"狂刃ウイルス”という適応進化した新種のウイルスを保持している。このウイルスに感染した生物は抗えぬ渇きに侵され周囲の生物に見境なく襲いかかりその血を啜るようになる。
そうして襲われた生き物も更に発症し、感染源となることでウイルスは加速度的に蔓延していく。
過去には一体のセルレギオス希少種によって一つの国が滅んだとも伝えられている。
さらに本種は炸裂する刃鱗にのせることで、対象の体内奥深くに直接ウイルスを送り込むことも可能。
個体の戦闘力は勿論のこと、放置しておけば壊滅的な被害をもたらす危険性を持つため、ギルドでは発見次第迅速かつ確実に討伐を行うことを推奨している。