誰かを批判的になっているとき大体人間の視野は狭くなっている
ここで視野を広めて見て、他のキャラクターや他のストーリーに目を向けて
考えて見たら受付嬢と言う存在の必要性が見えて来た

その中でも一番に力を入れた部分がプレイヤー全体のヘイトを最も貯めた
珊瑚と瘴気の谷だろう…つまりヘイトを試させたのも意図的なのではないかと
思い始めてきた

あそこのパート全般をみても受付嬢の行動派全てにおいて愚かさを強調させている
そう、受付嬢というキャラクターの存在は「人間の無知なる愚かさ」のメッセージを
プレイヤーに伝えさせるために登場していることになる

その行動で分かるのが瘴気の谷のオドガロン終了後、オバサマガーが
「モンスターの生と死」の話をしながら自分が後どのくらい生きれるかと語った後
受付嬢がヒラヒラ天井(珊瑚エリア)から降って来た新鮮な葉を手にして喜んでいる所だったり
ゾラマグダラオス終了後にそれを本に挟んだうえに死に場所を探すゾラマグダラオスに向かって
葉を飛ばすシーンだったり…

こうして見方を変えれば、オバサマガーはあの時のシーンで割と重要な話をしているが、
その話を殆どをプレイヤーに向けて語っていたのであって、オバサマガーは内心
「どうせこんな無知で純粋な子どもみたいな女に話しても仕方ない」と思っていたことだろう
実際にそうをストーリー仕立てで表現しているのだから…

この受付嬢の存在はそういった「人間の無知なる愚かさ」と言うのもあったがもう一つ
ここまでシナリオライターがシリアスに生と死についてムービー中語らせたのに
それでもチンプンカンプンでそんなことより狩りさせろとばかりに吠えてる
プレイヤーに向けての皮肉でもあるんじゃないだろうか?