忘備録代わりにカキコ。

初代高橋竹山は、高い絹糸をなるべく切らないような演奏を心掛けた結果、あの弾き方になった。
高橋竹山曰く「津軽三味線は叩くものではなく弾くものだ。」
この言葉に対し、津軽三味線の叩きすぎを諌めたものであるという解釈があるが、これは間違いと思われる。

このたび、NHKから出ていたDVDを見たが、自分の弾き方に言及していた。
詳しくは忘れたが、自分は叩かずに弾いているため、皮を二重にする必要はないと、実演を交えて言っていた。
(他演者の津軽三味線では、撥をよくあてる部分に二重に革を張っている場合が多い。)