『詩經 しきやう』ヒン風
  『七月 しちぐわつ』に曰く  ヒン縣、後の陝西の彬(ひん)県

七月流火 しちぐわつは ながるるひ
九月授衣 くぐわつは ゐをさづく
春日載陽 しゆんじつ すなはち あたたかく
有鳴倉庚 ここにサウカウ(そうこう)なく  倉庚 うぐいす

女執懿筐 をんな ふかきカゴをとり
遵彼微行 かのびかうにそふ       微行 小道・横道
爰求柔桑 ここにジウサウ(じゅうそう)もとむ

春日遅遅 しゆんじつ ちちたり

采蘩祁祁 ききとハンをとる   蘩 しろよもぎ
女心傷悲 をんなのこころ シヤウヒす
殆及公子同帰 ねがはくば キシとともにゆかん

  春日よりもキシ(公子)と一緒がいい
    拍圧露営的満意 どきどきキャンプのこころ