坂道小説スレ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
乃木坂・欅坂・日向坂のメンバーを登場人物とする物語を執筆するスレです。
現在籍メンバーだけでなく、卒業したメンバーを対象としてもかまいません。
誰でも自由に書いてください。 鈴木絢音が写真集を出すということで、久々に乃木坂板を除いたら、絢音の個スレに面白いリンクを見つけた。
「本が私と家族をつないでくれた」
乃木坂46きっての読書家・鈴木絢音が語る、本の魅力
https://shuchi.php.co.jp/voice/detail/8045
その中で、次のようなことを述べている。
(1)電子ブックよりは紙の本に惹かれる。
(2)山や海への外出が嫌いな自分でも、その先が書店や図書館なら安心できたということで、
自分と家族、ひいては自分と他人との紐帯の役割を本は果たしてくれてきた。
そして、(1)と(2)の両方に関係するするエピソードとして、次のように言う。
>学生時代、友人からある本をもらったことがあります。
>彼女はあることにとても悩んでいて、それが理由だからか、表紙やページに傷ついている箇所がありました。その痕は、彼女がどういう思いでその本を読んでいたのかを私に訴えているようでした。
>書物には人の心が宿っている。そのときから、モノとしての本をより大切にするようになりました。
新潮社のPR誌「波」に載った宮田愛萌の書評の次の箇所を思い出した。
>私の本棚に並ぶ本たちは何度も手に取られ背表紙の端がボロボロになり、私だけのための本になっている。
>きっと、目隠しをされたとしても触るだけで自分の本を見つけることができるだろう。
内容だけでなく物質としての本への思い、中身と容れ物とが切り離せない本というものへの思いというものが上の二つに共通している。
本というのは汚されたことや損じられたことで価値が出てくることもあるということにそれは発展する。
上のような考えは他のことでも当てはまるかもしれない。
茶道には詳しくないが、欠けた茶碗を修復して使う「見立て」という考えがあるらしい。
壊れたものだからこそいっそう愛情を注ぐというものである。
あるいはキリスト教では、知恵の身を食べ、生命の樹にまで手を出そうとして楽園を追放された人間は穢れているが、
だからこそ神は慈愛を与えるという論理構成となっている。
さらに変態なら、未使用のパンティより、絢音や宮田が使ってシミのついたパンティのほうが価値があるという考え方をするかもしれない。 「変態なら」とすると、二人に失礼になるな。
「正常な男なら」とすべきだったか? 「本の道しるべ」という番組がいま放送されている。
毎回それなりに面白いが、第5回がなかなか見ものだった。
ライター夫婦(パートナーという言い方していたから、籍は入れていないかもしれない)の自宅が紹介されて、
家中に本棚があり、これから入れる予定のものも含め5万冊の蔵書がある。
真似しようとは思わないが、その光景は圧巻だ。
本に対する姿勢も参考となったところがあった。
今の自分の能力や状況でいらないと思っていた本でも今後は必要となるかもしれないから買っておく。
読書に没入することは大人になってからはできなくなっているので、それができた子供のときに読んだ本を原体験として置いておく。
上の二つは心にしみた。
第5回の再放送はNHK Eテレで翌週火曜のAM11:30〜11:54で放送される。 鈴木絢音“辞書を読む”――言葉の森の遊び方 辞書に「乃木坂46」を載せるなら?
https://www.fanthology.me/entry/suzuki-ayane
>>69のリンクでは紙の本全般に対するこだわりを見せていて、「乃木坂工事中」の中でも同じようなことは言っていたが、
ここでは紙の辞書に対するこだわりを絢音は述べている。
紙の書籍は電子ブックにはない有利なところがいっぱいあるというのは間違いない。
その最大の利点はランダムアクセスができることだと個人的には思う。
すぐに思いつくのは次の二つ。
(1)たとえば、現在読んでいるページと前のページとのつながりを確かめたくなったときにはそこに簡単に飛ぶことができる。
電子書籍でもおそらくブックマーク(チャプターマーク)を付けることはできるだろうが、最初からそこが重要だとはわからないことも多いのであまり有効とは言えない。
(2)一度読んで自分の頭の中にぼんやりと残っていることをもう一度詳しく読み直したいと思ったとき、意外と楽に見つけることができる。
調べるページが本の厚みのどこら辺で、また見開いたときに右側・中央・左側とかいうのはけっこう覚えていてそこを見つけることができる。 ただし、辞書や百科辞典に関しては電子もののほうが個人的には使い勝手がいい。
いくつかの種類の辞書や百科辞典が一つの電子辞書に収められているのが普通である。
それらを横断して言葉を調べることができる。
特に紙の百科辞典なんて置物になっているだけで、いざ調べようと思っても分厚い本が何巻も並んでいるだけでその気が失せる。
それに対し、電子辞書だとコンパクトだから手元に置いておけ、気軽に調べられる。
さらに、履歴機能を使うことで過去に調べた言葉を簡単に呼び出すことができる。
上のリンクでも「乃木坂工事中」の中でも紙の辞書に対する熱量は感じるが、優位性ということでは絢音はどう考えているのだろうか?
利便性ということでは最新鋭のホテルに軍配が上がるが。趣がある老舗旅館に泊まりたいというのと同じように、
電子辞書よりも質感がある紙の辞書を使いたいというだけなのだろうか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています