「走るのが得意」って特性いいよね、俺も小さい頃はそうだったから親近感がわく。
あくまでも得意なだけで、80人ぐらいの学年のマラソン大会で10位前半位をよく取っていただけで、周りを見れば神速クラスの人だっていただろうし同じ学年だけで競っていただけだから下の学年の子に自分より優れていた人だっていくらでもいただろうし。
それでも心のどこかで走るのが得意だって自信を持っていたんだろうと思う。
社会人になって時間を競って走ることなんてなくなってもっぱら移動は車、
このゲームに出会って最初に捕獲したツッパニャンが持っていた特性、
所詮走るのが得意なツッパニャンなんて神速のタマモやただのムラクモに勝てるわけなんてない、ただ同じ輝きを過去の自分に感じたんだ。