「以上・以下・未満・超過」のもうひとつの使い方は、「友達以上、恋人未満」「期待以上」のように、
数量以外のものや状態を感覚的に表現するケースです。
これには明確なルールがないため、先ほどの数量範囲と同じ理屈に当てはめようとすると混乱します。
数量を表す場合とそれ以外では表すところが違うという点を押さえて、惑わされたり混乱したりすることのないよう注意しましょう。

数量以外の「以上・以下・未満」の例文
実力以上の報酬を得る(報酬が実力を越えている)
予想以上の反響だった(反響が期待を上回っていた)
動物以下の人間だ(動物におよばない人間)
それ以上でも、以下でもない(解釈の余地がない)

はえ〜・・・言われてみれば予想以上って予想より上って感覚で使うね