巨大生物に囲まれたエアレイダーみたいだぁ

ISIS兵に包囲されたロシア軍特殊部隊に所属する将校(Alexander Prokhorenkoさん)が自分自身を標的としてISIS兵を一掃するよう司令部に空爆を要請し死亡しました。

この将校は死後、プーチン大統領によってロシア連邦英雄章(ロシアの最高栄誉称号)を授与されました。

ロシア政府の発表によると、この将校は「敵に包囲された。
奴らはすぐそこにいる。奴らに殺されたくはない」と無線で司令部へ伝え、自分もろとも包囲しているISIS兵を空爆するよう要請しました。

無線で交信された会話記録はSNSに広まっていて、「空爆を要請する。奴らは僕の体をバラバラにするだろう。僕は奴らを道連れにして尊厳を持ったまま死にたい。
お願いだ、僕の最後の要請を実行してくれ」と発言していたようです。

この将校の遺体はISISの元へ渡りましたが、後にシリアのクルド反乱軍が遺体の奪還に成功、ロシア軍へと引き渡されました。

この将校は死後プーチン大統領によってロシア連邦英雄章(ロシアの最高栄誉称号)を授与され、遺体は5月6日にロシアで埋葬される予定です。

http://www.worldinwar.eu/russian-special-forces-commando-last-words-transcript-the-offensive-on-palmyra-25-03-2016/