日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事は７日、自民党と公明党の連立政権入りを検討していることを明らかにした。
参院選後の連立与党入りについてこれまでは、予算編成や既得権益を守る自民党と相容れないとしていた。
松井代表は「我々と公明党の内閣入りを２名以上選出すること、財相を維新の会所属議員にすること、この両方を受け入れるなら与党に加わることも考えていい」と述べた。
自民党、公明党としては改憲勢力の結集のためにも日本維新の会の与党参加を期待する一方で、
母体である大阪維新の会が自民党、公明党両府議団と大阪都構想で対立していることから大阪府議の理解を得られるかにかかっている。
また自民、公明、維新ら改憲勢力が両院とも改憲を発議する総議員の３分の２に届いていないため、立憲民主党や国民民主党の一部議員を切り崩す必要に変わりはない。
それだけに自民党の一部議員からは維新の会の連立与党入りに否定的だ。