菅官房長官は27日、テニス全豪オープンを日本人史上初優勝し、アジア選手で初の世界ランク1位になった大坂なおみ(21=日清食品)について
「昨年の全米オープン、今回の全豪オープンの優勝、世界ランク1位到達は停滞する日本に感動と勇気を与えた」
と称える一方で、国民栄誉賞を授与するかについては
「それとは別に、二重国籍で日本語が十分に読み書きや話ができないこと、日本ではなくアメリカに居住していることを考えると、
日本国民とは言い難く、表彰や授与するには厳しいところがある。モンゴル国籍でも日本に居住し日本語を話す
横綱が日本に貢献しているケースもあるし、現時点で大坂選手に対して(賞の授与は)特に考えていない。」
と否定的な見解を示した。