クォンはイグナトバ超えできるか?


300万人から40億ドル騙し取った「コインの女王」…「整形手術で顔変えたはず」 中央日報 2022.07.04

世界最大規模の金融詐欺師「クリプトクイーン(暗号資産の女王)」、ルジャ・イグナトバ(42)が
米連邦捜査局(FBI)の10大指名手配者リストに載ったと、1日(現地時間)、CNNなどが報じた。
イグナトバに騙された被害者は175カ国300万人、被害金額は少なくとも40億ドルに及ぶ。
FBIは情報提供の謝礼金として最大10万ドルを掲げた。

イグナトバは暗号資産「ワンコイン」でネズミ講詐欺を主導した。
2014年、ブルガリアに暗号資産業者「ワンコイン有限会社」を設立し、2年間投資家を募集した。
新しい投資家を誘致すれば10~15%相当の手数料を直ちに支給するネズミ講の手法で投資家が幾何級数的に増えた。
しかし、1コイン当たり30ドルを超えたワンコインは、ブロックチェーンに基盤を置いていない偽のコインだった。
ニューヨーク・マンハッタンのデミアン・ウィリアムズ検事長は「暗号資産の初期投資ブームを完璧に利用した」とし、
「史上最大のネズミ講金融詐欺(ポンジ詐欺)」と述べた。

イグナトバは2017年10月に捜査が始まった事実に気づき、現金を少なくとも5億ドル持って
ブルガリアからギリシャ行きの航空機に乗った後、行方をくらました。

BBCは2日、「イグナトバは23万ビットコインを保有していることが分かった」とし、
「昨年11月の150億ドルから現在50億ドルに価値が落ちたものの、逃避生活を続けるには依然十分だ」と述べた。
https://japanese.joins.com/JArticle/292784