ちなみにいまだに終わってないSWIFTハッキングの話

バングラデシュ中央銀行で発生した約8100万ドル(約90億円)の不正送金
※犯人が打ち込みミスしなければ9億5000万ドル被害を受けていた

ちなみにローカルをハッキングすれば「完全に本銀行と同じ動きができる」マルウェアを作成されており
これをもって異常感知すらできなかったのが実情なのでSWIFTは
ハッキングされたんじゃないもん正当な動きを乗っ取られてされたんだもん影響を受けいていない
という言い訳をしたが「それハッキングよりヤバくね?」と総突っ込みされた。

その後SWIFTはアップロードを何故か問題の無いといったはずのネットワークで行うも
SWIFTの声明によって、バングラデシュ銀行の攻撃は孤立した事件ではなく、
11,000の金融機関が使用しているグローバルなメッセージングプラットフォームを利用するための犯罪であると発表した

つまり:ごまかし切れませんでしたw

イギリスでは度重なる不正送金指令が起こるのを見てそもそものシステムに問題があることや2段階認証を義務付けてない事
監査機関が働いていない事をボコボコに言い放ちSWIFTを散々にバカ扱いした挙句
SWIFTはダメだこのマニュアル使った方が良いぞと対抗策までプレゼントした
(なおイギリスのメインバンクはこの話のせいもあってかSWIFTを使う気がもうない)

ベトナム、エクアドル、フィリピン、ウクライナ、ネパールと立て続けに億単位のハッキングが行われており
小規模なものはこの何十倍も行われていた、あまりに起こるので数を皆が数えなくなったw
問題として小規模なものであればSWIFTに報告義務が無かったこと及びSWIFTにそれを調べる術すらなかったのが現実である

IMFはハッキングによる被害額を年間38兆円にものぼるとして警告しているが
明確に対抗策を打ち出していないSWIFTは無責任といわざるを得ない。