続き
>仮想通貨に詳しい麗沢大の中島真志教授(金融論)は「管理者のいない仮想通貨は公権力による差し押さえなどを想定していない。

って、記者はどんな質問をした?

>仮想通貨を確実に強制執行する仕組みは未整備で、専門家は「差し押さえ逃れや資産隠しに悪用される恐れもある。対策が必要だ」と指摘している。

って話もさ。ここの部分は、盗んだ現金を山奥に隠して教えないみたいな話と、盗んだ現金を銀行の預金口座に入金したら所有権が銀行になり、口座所有者は債権を持つだけの話ととごっちゃになってないか?

今回の差し押さえは取引所(交換所)に対して行われているよな。ブロックチェーン上も取引所の所有。
取引所に送金しているのだから。
この話と、スマホのウォレットの鍵を教えないとか、紙にコインアドレスと鍵をプリントし山奥に隠した話は別だよな。
現金だって金庫に入れたのを番号を教えないから、抉じ開けようとしても開かないケースもあるよな。

業者と業者の代表者を同一視した問題は、仮想通貨に限った話でも無いし、同一視の判断をしたのは裁判所。
金銭と認識し、判決が出る前でも押さえとこって仮差押の話?それとも確定判決?
4月には資金決済法に仮想通貨が盛り込まれたのが施行されてるから、財産的価値や決済手段としては認識されてるとは思うが、金銭と認識されたかは微妙。
物に過ぎないから仮差押はおかしいって話?
誰がどの話で論じてるのか解らんが、裁判所から令状を持った執行官が来たのなら、物だからおかしいと思っていたとしても裁判所が判断してるのだから従うべきだよな。
で、上の話。
「ウォレットは当社で管理していない」とか「交換会社側ではウォレットの凍結はできず」ってほんと?
出来ないシステムならマネロン対策は出来る訳がない。犯罪収益移転防止法の義務を果たせる環境が無いから、そりゃ金融庁はライセンス与えないよな。