円に戻す時に主軸通貨(殆どの場合BTCだろう)に戻すだろ。
円建てで計算する場合も同じで、一度BTCに換算してから円に換算する事になる。
つまり、円建てでみるという事はBTCの価値に大きく左右されるということ。

Xコインがありました。Xコインは1枚あたりの価値が0.1BTC相当で、BTCは円換算で100万円です。
この時、Xコインが10枚あるならば円換算で100万円という事になる。
けど、BTCが値上がりして120万円になったら円換算で120万円となる。
Xコイン自体の相場は動いていないのにもかかわらずBTCの価値の変化に左右されて評価額が変わってしまう。
これではXコインの価値をきちんと評価する事にはならない。

Xコイン自体がきちんと成長しているのかいないのかを確認する為にはBTC換算でどうなったかを見なければならない。
Xコイン一枚の価値が0.1BTCから0.12BTCになったとしたら、BTC換算で1.2BTCとなり、BTCに対して成長している事がわかる。
BTC自体は100万円で変わっていなくとも、Xコインが成長したので円換算でも120万円になる。

どちらも円換算で120万円という結果は同じだが、その過程は大きく違う。
結果だけを見ていると過程は見えない。だから、過程がきちんとわかるようにBTC建てでみる事が大切になる。

もちろん実際に円に戻す時にはBTCが円でいくらなのかを確認する事も大切になるが、
その時まではBTC建てだけを見ていればいい。