Mike Kayamori (CEO of QUOINE):
みなさん、

既に金曜日にご報告させて頂きましたが、今回の週次報告も弊社のセキュリティや危機管理体制に関してご報告させて頂きます。

今回、国内大手取引所で500億円以上の仮想通貨の流出・盗難された事件は、顧客への返金という形で一旦は落ち着きを取戻しております。

今回の盗難は補償したから終了というものではなく、度重なるサーバー攻撃や盗難は、仮想通貨業界全体への警鐘を鳴らしております。試練の時でもあり、業界を健全化する機会でもあります。

弊社は、ネットワークレベル、プロダクトレベル、オペレーションレベル全てにおいて何重にもセキュリティ対策をしておりますが、今回更に強化することとしました。

以下セキュリティ対策は既に実施しておりますが、

- 100% コールドウォレット管理
- 出コインのアドレスのホワイトリスト化
- プライベートサーバー
- 二段階認証の必須
- API出金の禁止

今後は更に、以下のとおり強化します。
- 私、栢森を中心とした危機管理委員会の設置
- 第三者機関・外部専門家によるセキュリティチェック(年二回実施中)
- コールドウォレットが実装できな仮想通貨の取扱禁止
- 外部だけでなく、内部犯行防止の為の各種施策(既に実施中)

弊社のこれらの取組や体制を近日中にプレス発表及びウェブサイトにて共有させて頂くとともに、弊社取締役会、監査等委員会、金融庁、そして自主規制団体とも共有し、業界全体の健全な発展の為に努力していきたいと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

栢森

Katsu (CFO of QUOINE):
右手から、OKex, Binance, Huobi, QUOINE, Krakenのトップたちです。
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