BridgeCoinはBitSharesに世界初の分散型ゲートウェイをサポートしたDEX CryptoBridgeを開発するプロジェクト。
今までのBitSharesにあった、せっかくの分散型取引所なのにBTC等の別ブロックチェーンのコインを取引するには、
OpenLedger社などのゲートウェイ提供者を信用してコインを預けなければならないという問題を解決する。
OpenLedgerと違ってCryptoBridgeゲートウェイを使えば、例えCryptoBridgeの開発元が倒産しても
DEX上のトークンと元の通貨の等価性が保たれて出金も可能。

BCOトークン自体はゲートウェイのシステムとは直接は関係なく、開発の資金調達用でLitecoinのフォーク。
ホルダーはCryptoBridgeDEXの取引手数料やコインのサインアップ料による収益の50%をもらえるという単純な配当型コイン。
すべて丸見えのBitSharesだからごまかし不可能。
配当の配布方法の詳細は発表されていないが、おそらくDEX上においているものに対してBTSで配布。

資金調達用だが、ICOなしプリマインなしの今時珍しい硬派。
開発者も公開後に公平にPoWマイニングしている。
これで資金を手に入れるには掘ったBCOトークンの価値を上げなければならないので、
最初にまとまった金を手に入れてしまうICOと違って開発者に価格上昇への強いインセンティブがある。
また、ICOをしていないので配当型だが規制問題はない。
そもそもそのためにマイナブルコインにした。

既に使用可能なβ版DEXがあり、2017Q4中に本格稼働予定でその時点から配当開始。
https://wallet.crypto-bridge.org/
BCO以外に現時点でBCH、BTC、DASH、DGB、DOGE、EOT、LEO、LTC、PIVX、QTUM、XIOS、XVGに対応。
BCH、DGB、EOT、LEO、PIVX、XIOS、XVGはBitShares初上場。

開発者は18ヶ月以内にCryptoBridgeDEXで仮想通貨取引所のマーケットシェア2%を狙っていて、
これが実現すれば1BCOあたり月$0.092の配当になるらしい。
月利1%の高配当で落ち着くとしてもトークンの目標価格は9.2ドル。
月利0.5%まで上がれば18.4ドル。
仮想通貨マーケットは拡大し続けているし、規制が拡大してDEXへの期待感が高まったらこれ以上に沸騰する可能性あり。
もちろんマーケットシェアが目標通りに取れない可能性も高い。
だが目標達成率10%もいけばBCOトークンは0.92ドル以上に上がる。

なお、現在の価格は約0.17ドル。
https://coinmarketcap.com/currencies/bridgecoin/