お店の支払いでケータイやスマートフォンを使うのは40代が中心。
日銀は20日、モバイル決済の現状をまとめた分析リポートでこんな結果を発表した。
決済機能付き端末を持つ人の16%が年数回以上利用しているという。
逆に若年層では特に女性の利用が少ない。
スマホ決済のアリペイが普及した中国などと異なる「現金社会」の実情が明らかになった。

 日銀がリポート内で開示したのは2016年11〜12月に実施した「生活意識に関するアンケート調査」
の詳細な結果。利用比率は20代が12%、30代が14%にとどまり、特に20代女性は6%と低かった。
店頭でモバイル決済を使わない理由について20代の半数以上が「支払いは現金でしたい」と回答した。

 日銀は40代の利用が多い理由について「おサイフケータイが登場した2004年ごろに20代
だった世代が利用を続けている」(決済機構局)と推測。全体でみると、
モバイル決済がまだ現金と比べてそれほど便利でないことや、
セキュリティー面での不安がキャッシュレス化の障壁になっている可能性を指摘した。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS20H3E_Q7A620C1EE9000/


セキュリティ不安が障害なの事実なら仮想通貨は日本だとだいぶ先になりそうだな