1BTC20万円で100BTC購入した人がいたとする。(2000万円)。

もしアルトコインを数百回売買しアルト<>ビットコインで行き来があった後、
120BTCになった人と、逆に売買に失敗して、80BTCになった人がいたとしよう。

上記の120BTCを30万円で日本円売却した際、その利益、120*30万-100*20万の
1600万に税金がかかるのは自然だ。実際2000万が3600万になっているわけで。

一方、80BTCの人が30万円で日本円で売却した人にも税金が生じる。2000万が、
2400万になっているから。400万円分に税金がかかる(ほぼ雑所得)。

この方法(つまり取得価額がアルトコインの売買の結果、変わる)という方法だと、
この中に、売買手数料、送金手数料なども全て経費として勘案されているため、
非常にわかりやすく個人でも簡単に計算できる。

GOXやセルフGOX、ハッキング被害の扱いも、このやり方だと取引上の損失として
含めることも可能だ。(これらが経費になるのかどうかわからんが)

しかし一部売買とか分散投資も普通にあるので、上のようにわかりやすく
なっている人はかなり稀だとは思うけどね。

アルト、ビットコイン間の売買の税金を取り始めると、上に書いたように
奇妙なことになりかねない上、細かいところが税務署も容易に補足もできない。
(海外取引所で、東欧とか小さいところだと取引書類がダウンロードできない
ところもありそうだし。)

アルト売買なんてほとんどが海外取引所でしょ。