確かにライマルは九井先生の高度に計算し尽くされた心理描写により
どうとにも取れる関係のまま物語は終わってしまった
しかし最後の最後に編み物マルシルをぶち込んできたのは
つまりそういう事なんだよという読者へのメッセージな気もする