そしてこの女は成都の華西病院に入院して
たった数日で肝移植を受けて11月に上海の病院に移った。
普通はマッチするドナーを見つけるだけでも大変で
かなりの期間待たされるのにだ。

法輪功迫害調査国際機関によるとこの華西病院は
四川省における各種臓器移植の一大拠点である国家センターだが
無実の罪で逮捕した法輪功信者らの生きたドナーから
臓器を強制的に生体摘出して臓器移植している疑いが
前々から指摘されている。

で、これらの話を知った中国ネットユーザーらは
この女を"血槽姐" (血液タンク女)と呼び
「この国ではどれだけ上の連中が特権を享受しているのかよくわかる」
「我々一般庶民はあなたたちの血液にされるために
生きているわけではない」と大荒れになった。

表立って公表される事はないが中国では
農民、一般人、党幹部の家族とでそれぞれ適用される法律が異なり
下の連中は貧困にあえぎ、病気になっても雑な治療を受けるだけなのに
上の連中は罪を犯してもほとんど逮捕されず、贅を尽くし放題だからだ。