>>326
武将が出家した後も入道として武将を続けるのが増えるのは、基本的には戦国時代以降が多いんじゃないか?

本来出家は幕府の役職や武将としての立場、当主としての財産を捨て(息子に相続してからが多い)、仏門に入り以後は俗世から離れ仏に奉仕する身になる

仏教が尊ばれた時代だから、幕臣が仏門に入るから幕府の役職を辞めさせてくださいと言えば幕府将軍ですら止めれない(止めれば仏罰があたるからな)

逆にそれを逆手に取り、幕府の役職は出家するからと離任しておいて、俗世で自分がやりたいことは続けるという、
例えば表向き隠居するが実質的な伊勢家(後北条家)の当主の立場を手放さず、伊豆国を手中に入れ相模国にも手を出すとか、堀越御所討ち入り後に新九郎がやる筈のことだな